ナチュラルハーベスト徹底解説！ セラピューティックフォーミュラ レジーム編

10月にご紹介をしたプライムフォーミュラ編に引き続き、ナチュラルハーベストの紹介シリーズです。第三回目はセラピューティックフォーミュラ（レジーム）について、原材料、成分等を解説していきます。

「ナチュラルハーベスト セラピューティックフォーミュラ レジーム」は、ダイエットが必要な犬向けに調整されたドッグフードです。筋肉の維持を考えてタンパク質をやや高めにしながら、カロリーの高い脂質を抑えたフードになっています。AAFCOの総合栄養食の基準を満たしているので、無理なくダイエットをすることが出来ます。

原材料

動物性たんぱく質（チキン、ニシン）

動物性たんぱく質として、チキンミール（1番目）とニシンミール（3番目）が使用されており、十分な動物性たんぱく質が使用されています。チキンは、皮膚の健康維持に必要なオメガ6系脂肪酸を含み、消化吸収率も高く、高タンパク、低脂肪でアミノ酸をバランスよく含んでいます。ニシンは、皮膚の炎症を抑えるオメガ3系脂肪酸であるリノレン酸を多く含み、高品質な動物性たんぱく質です。オメガ6系脂肪酸を含む加水分解チキンエキス（酵素で分解）を使用し、低脂肪フードに不足しがちな脂肪酸を加える事で皮膚の健康維持に配慮しています。

植物性たんぱく質

消化率の良い精製白米や栄養価の高い玄米が植物性タンパク源として使用されており、肥満犬用としてよく使用されてるセルロース（繊維質源）などが使われています。

成分

レジームの特徴的な点は、タンパク質を高めに維持しながら、脂質を抑えている点にあります。脂質を抑えることで大幅なカロリーカットを実現しており、カロリーは100gあたり286Kcalです。肥満犬用のドッグフードをしては、とても低いカロリー量となります。体重が適正に戻り、ある程度の運動量があるのであればレジームではカロリーが不足する可能性もございますので、ナチュラルハーベストでしたらベーシックフォーミュラやプライムフォーミュラへの変更を検討したほうが良いでしょう。

添加物

セラピューティックフォーミュラも、他のナチュラルハーベスト製品と同様に、エトキシキン、BHA、BHTなどの酸化防止剤、着色料、人工香料などは全く使用していません。天然の保存料としてローズマリー抽出物やトコフェロール（ビタミンE）を使用しています。天然の保存料を使用しておりますので、開封から1ヶ月以内に使いきっていただき、湿気が多い場所や直射日光が当たる場所での保管をしないように注意が必要になります。

パッケージ

パッケージも、ナチュラルハーベスト特製の空気を通さない4層構造のものを使用しています。ナチュラルハーベストでは、作ってすぐに真空パックにして製品化をします。その大きな特徴の一つである真空パックにより、出来立てのフードを与えることが出来ます。真空パックは長期の保存でも栄養素がほぼ劣化しないことが試験の結果証明されています。

まとめ

ナチュラルハーベストは全体的にカロリーオフのフードが多いため、ナチュラルハーベストを与えていて太ってしまうことはあまり考えづらいので、ナチュラルハーベストとは別のフードを与えていて太ってしまっていたわんちゃん等でしたら、平均体重へ戻すためのフードの選択肢としてレジームを候補に入れていただくことをオススメ致します。