体重管理の大切さとメリット

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最近「ペットの肥満」はとても問題視されています。
「しかしなぜ太っているのがそんなに問題なの…?」今回はそんな疑問にお答えします!

そもそもどこからが「肥満」?

それぞれの個体には理想体重があります。
肥満とはその理想体重から15%以上重い状態を現します。

肥満判定はBCS(Body Condition Score)という以下のようなアナログ指標が用いられます。

基準 体重 体脂肪
BCS1 やせすぎ 理想体重の85%以下 体脂肪率5%以下
BCS2 体重不足 理想体重の86~94% 体脂肪率6~14%
BCS3 理想体重 理想体重の95~106% 体脂肪率15~24%
BCS4 体重過剰 理想体重の107%~122% 体脂肪率25~34%
BCS5 肥満 理想体重の123%~146% 体脂肪率35%以上

(参考先:日本ヒルズコルゲートHP)

肥満が引き起こすもの

肥満は様々な弊害を生み出します。
個体が小さな犬や猫が1kg減量するのは、人間が10kg減量するのと同じくらいの大変さだと言われているので、肥満はしっかりと予防することが大切です。

主な弊害

  • 関節や筋肉トラブル
  • 心臓、肝臓の機能低下
  • 呼吸器への負担
  • 糖尿病のリスク
  • 麻酔が効きにくくなる
  • 免疫力低下

肥満回避の3ポイント!

こまめに体重測定!

毎日一緒にいるとつい変化を見逃してしまいがち。
しかし「あれ?太った?」という上状況が目に見えてからでは、少し遅いのです。定期的に体重を測ることは飼い主にとって、ペットの体調変化のバロメーターとなります。

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フードの量は腹八分目

可愛らしく見つめておねだりされたり名残惜しそうにされたりしたら、もっとあげたくなってしまうもの。これが肥満の原因になります。

フードは適正体重を目安に計量カップなどで量り、規定の分量のみを与えることが大切です。

ダイエット中の食事の注意点

  • 極度な食事制限はしない

「食事を減らせば大丈夫」と考えがちですが、極端な食事制限は筋肉量を減少させ太りやすい体質をつくってしまいます。何も知らないペットにとっては過度なストレスにもなり得るので、獣医さんと相談しながら根気づよく進めていきましょう。

身体を動かす

食事制限以外で肥満予防や解消に有効なのは、運動することです。筋肉量が増えれば基礎代謝もアップし、太りにくい体質も作ってくれます。

太り気味の子に過度な運動をさせてしまうと、心臓や関節に負担がかかってしまうことがあります。その場合は室内でおもちゃなどを使って遊んであげる時間を増やすことも対策のひとつです。

体重管理おすすめ商品

人間用の体重計ではペットの細かい体重変動に気づくことができません。しかしこの商品は5g単位で計量できるので、わずかな変化も見逃しませんU・T・U!

リッチェル ペット体重計

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  • すき間収納できるスリム形状
  • 5g単位の計量
  • 風袋(ふうたい)機能付き
  • 比較機能付き
  • 1年間の保証付き

さいごに

近年犬猫の肥満率が増加傾向にありますが、それに応じて体重管理を重視したペットーフード、商品なども増えつつあります。

UGペットにも様々な商品が揃っているので「今までフードの量や体重は気にしていなかったな〜」という方も、今日から意識してみてはいかがですか?

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この記事の筆者

井島 七海

現在UGペットにインターン生としてお世話になっています。将来は動物を救う人材になりたいと思い、短大を卒業してからオンラインの4年制大学に進学し日々勉強中。地上に舞い降りた天使のような愛犬2匹、マークとアレックスをいつも抱きかかえては目尻を下げています。

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