カルシフェロール

カルシフェロール(別名:ビタミンD)は、脂肪分の多い魚やレバーに多く含まれる脂溶性ビタミンの一つです。腸管でのカルシウム・リンの吸収を促進したり、血液中のカルシウム濃度を高める働きがあります。ビタミンDが不足すると、体重減少、関節・筋肉の痛み、骨折の原因に繋がります。また、犬や猫では稀ですがくる病の原因にもなります。過剰摂取した場合は、高カルシウム血症、肝機能・腎臓障害、尿路結石、尿毒症、多飲・多尿などの症状が見られます。犬や猫は、体内でビタミンDを生成することができないので、食事から直接補給する必要がありますが、不足や過剰摂取による影響も多いため、フードを購入する際はビタミンDの含有量に注意する必要があります。

最終更新日:2016/05/23 17:50