ビタミンD3

ビタミンD3(コレカルシフェロール、Cholecalciferol)は、脂溶性ビタミンの一種です。犬や猫は、体内でほとんど生成することはできないとされており、食事から摂取する必要があります。不足すると、くる病、骨軟化症、骨粗鬆症を引き起こす可能性があり、過剰に摂取した場合には、腎石灰沈着症を引き起こす可能性があります。

また、ビタミンD3の血中濃度が高い人は心血管系疾患(心臓発作や脳卒中等)になりにくく、癌の既往歴がある人の癌死亡率が低下したとの研究結果が2014年に発表されています。

最終更新日:2017/05/28 11:29