フィッシュミール
フィッシュミール(別名:魚粉、ドライ魚肉、魚粕)とは、魚を乾燥して砕き、粉状にしたものをいいます。多くは、いわし、あじ、さば、さんまなどの多獲性魚を利用して作られています。魚肉は、消化吸収率の良いタンパク質を多く含みます。
一部において、「ミール=品質の悪い原料」と言われることがありますが、ミールというのは細かくした肉を意味する言葉で、それ自体が悪いものを使用しているという意味にはなりません。しかし、ミールとなる工程において加熱処理が長時間行われている場合には、たん白質の変形による消化率の低下や脂質の劣化が起こる可能性があります。
脂質を多く含む魚を使用したフィッシュミールは、脂質の酸化が特に懸念されます。
最終更新日:2018/10/08 12:10