唸って、噛んで触れなくなった3歳の白柴犬。

久しぶりのブログとなりました。

カウンセリングにお越しになるお客様から「ブログは書かないんですか?」とよく聞かれるのですが、InstagramとFacebookはほぼ毎日、投稿しており、そちらもかなり熱く書いておりますので併せてご覧いただきたいと思います。

お預かりの子達が多く、ブログはいつ更新できるかわかりませんので・・・

UGのホームページからInstagramやFacebookをクリックしてもらうと、アカウントを持っていなくても見ることが可能です。

さて、年内最後のブログは成犬の白柴の男の子、マサハルくんです。

2018年、最後なので激アツの記事にします。

最初は、カウンセリングに来る予定でした。

ところが、お客様からUGに行く前にキレイにするのにお家でシャンプーをしたら、ハーネスを着けられなくなった。と連絡が。

UGのLINE@に登録してもらい、様子を動画で送ってもらいました。

あー、またか。

人が愛犬に気を使いまくっておかしくなってるパターン。

確かに噛むかもしれないが、多分いけると思いました。

おそらく、この子は根っからの噛み付きではありません。

でも現実にはお客様は触れないと。

特別に出張費をいただいてお迎えに行くことに。

家に入ると、リビングのど真ん中にサークルが・・

なぜ!?

常にそこにいるわけではないらしいのですが、落ち着きませんよね。

部屋のど真ん中でバリバリ縄張り意識全開。

部屋の真ん中から360°見回せます。

これでは、家とうちらを守ってな!あんた気張りやー!!と仕事を与えてるのと同じことです。

屋根無しサークルから飛び出さんばかりの勢いでこちらに泡飛ばしながら吠えまくる柴犬。

おっかねーなおい笑

お客様に書類を書いてもらう間、ひたすら大丈夫だよ。と声を掛けるお父さんに静かにしてもらい、丸一日、全く触れずにいるので、まずはこのサークルから出さないといけません。

申し訳ないのですが、いても防衛意識と緊張が高まるだけなので、家族の皆さんにはリビングを出てもらって、この子と2人きりにさせてもらいました。

立ち上がったり、しゃがんだりして、数分観察。

その間は凄まじい形相で爆吠えしまくるマサハルくん。

次にサークルの正面の扉を少しずつ開けていきます。

ゆっくり、ゆっくりと。

飛び出すことが出来るくらいに扉が開きました。

飛び出して来ません。

やっぱり。

本当にヤバい子なら、扉が開いた瞬間に襲いかかってきてもおかしくありません。

でも、来ない。

サークル内がこの子の聖域になってしまっています。

とりあえずここから出さないことには何も始まりません。

でも、ここでもういけるなと思いました。

UGに、中目黒に連れて行きます。

ところが、そばに置いてあったリードをとろうと、立ち上がった瞬間にサークルに近付きすぎて腕を思いっきり噛まれました。

ダサいww

痛いというか、腕が熱いっ笑!!

危ない、服の上からで良かった・・・

それでもアドレナリン全開の店長、リードを持ちリビングで笑顔で仁王立ち。

一週間後、大きな変貌を遂げてこの子がお家に帰ってくるのかと想像したら嬉しくなりますよね♪

暴れまくり、威嚇しまくりのマサハルくん。

うん、君よりも暴れる子を知っている。

君よりも噛む子を知っている。

首にリードを引っ掛けて、サークル外に引っ張り出します。

外に出たら、案の定襲いかかってきません。

それでも時間が経てば、家の中も危ないかもしれない。

この子のテリトリー外に出す必要があります。

そのまま車まで連れていき、ケージに入れると、中に敷いてあるトイレシーツで1日ぶりにおしっこ、うんちをしました。

出発する前に、お客様にこの子も変わるので、お客様も変わってください。とお願いしました。

お客様の気遣いは、この子に緊張と不安をもたらしています。

この子をこうさせてしまった原因のほとんどは、申し訳ないのですがお客様です。

先天的にヤバい柴犬はたくさんいます。

でも、この子はそこまでヤバいタイプではないのです。

UGに連れて帰り、少し落ち着かせてから、ケージから出し、少しずつ動ける範囲を拡げていきます。

UGに到着。

目が合うだけで唸るマサハルくん。

襲ってくるかもしれないのでリードは外せません。

とりあえずケージに戻して、お客様からお預かりした資料を見がてら、ニコリでランチを。

そこに書いてあったのは薬と優しいトレーニングでした。

やっぱりなー。

動画を送ってもらった時点で、マサハルくんが生粋の噛み付きではないことはなんとなくわかりました。

緊張しながらも、ひたすら優しい声をかけるお客様と、それをいいことに唸りながらやりたい放題のマサハルくん。

薬はボーっとしてお散歩も行けなくなるくらいで、すぐに止めたそうですが、「回避」を前提とした接し方で事態はどんどんおかしな方向に。

薬と、唸られないように回避、噛まれないように回避、怒らせないように回避。

もううんざりですね…

なぜ、いけないことをいけないと言ってはいけないのか?

マサハルくんは、リビングのど真ん中でドヤ顔で家の中と家族をコントロールしています。

それが自分の仕事だと思い込んでいる。

それは違うんだよ。と誰かが教えなければこれから先もずっとこのままです。

どう見ても、噛み付きからプロが逃げてるようにしか思えないのです。

結局、良くなるどころかどんどん酷くなってうちに来ました。

柴犬は愛玩犬ではありません。

そこを勘違いしたり間違うから変なことになるのです。

洋犬じゃない。

トイプードルでもない。

人懐こい柴犬もいるけど、野性味溢れる子もいます。

だって狼に近い犬って言われていますからね。

正直、飼い主うざいなぁ、しつこいなぁって思ってる柴犬はたくさんいるのではないかなと思います。

この子は時間が経つにつれ、ホッとするはずです。

我々スタッフは柴犬の好む距離感は保てますから。

そして、最初は嫌がって抵抗するであろう基礎的なトレーニングを徹底的にやります。

頭が良い犬だからこそ仕事をさせなければいけないのです。

今は自宅警備員。

家族を攻撃する自宅警備員とかいりません。

UGに来る子達は気が強く、頭の回転が速い子が多く、バカ犬どころか、理解されずに人が犬についていけていないケースがあります。

動画で見たマサハルくんは、聡明そうでいい目をしているな。と思いました。

本当にイッちゃってる犬の目はまんまイッちゃってますから。

この子はきっと変われる。

いや元に戻れる。

今日から1週間バチバチにやり合うことを決意しました。

UGに戻ると、目が合うだけでまた唸る。

これも回避のトレーニングの弊害です。

怖がりで神経質な犬であればそれ以上怖がらせないようにする配慮も必要かもしれませんが、目の前にいるのは賢く、唸って、噛めば、人間なんてちょろいぜ。と学習した箱入りお坊ちゃまなわけです。

今までは、唸ったらおやつを投げて怖くないよ。と言って立ち去っていたとか笑

なんだそりゃww

唸ったらご褒美もらえる学習になってしまってるじゃないですか笑

そんなものは私はやりません。

唸るのを止めろ。と注意すると、「誰に命令してんだお前は!!」とマサハル氏マジギレ。

「おめーだよマサハル!!やれるもんならやってみろよ。」と店長。

噛まれてもいいやと思いました。

それでも絶対に引かない。という強い意志をこの子に見せつける。

下がりました。

そのままお散歩に連れ出します。

このお泊りである程度よくなるとはいえ、完全にビビってしまっているお客様に、足を通すハーネスは厳しいのではないかと思いました。

首輪に慣れさせる必要があります。

しかし、柴犬あるあるですが、顔回り、急所である首回りを触らせない、嫌がる柴犬は成犬に限らず子犬でも多いです。

外に出て、おしっこをして、すぐに歩かなくなったマサハルくん。

そして間もなく、この首輪何ーっ!?いやだぁー!!と絶叫が始まりました。

周りの人が全て振り返るくらいの叫び声。

もちろん気まずいし、周りからは何やってんの?可哀想。。という声も聞こえてきました。

それでも、ここで私が引いてしまったら意味がないのです。

刺激を与え、必要最低限のストレス、圧をかけまくります。

なんでもかんでも、優しく、犬が嫌がることはやめようというトレーニング。

今まで書いてきませんでしたが、そういうトレーニングによって良くなるどころか、ひどくなってUGに来た犬がたくさんいます。

それなのに、厳しいトレーニングは虐待だ!!という人がいます。

だったら貴方が直して見せてよ。と言いたくなります。

キレイでいいところだけ切り抜いて、都合のよい部分しか見ないのってどうなんだろうなと。

噛まれ続ける飼い主は置き去りですか?

これがこの子の個性です。受け入れましょう。

柴犬は直りません。

うん、貴方が直せないだけですよね。

可哀想は誰でも言えます。

揺さぶってなんぼです。

犬に考えさせてなんぼです。

可愛い子には旅をさせよ。

今までは、ひたすら人が逃げていました。

真正面からぶつかってくれる人がいなかった。

店長がぶつかります。

今は、マサハルくんが仕掛ける側になっています。

店長が仕掛けるとマサハルくんは唸り、噛み付き、絶叫します。

それ以上やったらマサハルくんが可哀想ですか?

じゃあ、ずっとマサハルくんのいいなり、ペースで暮らすんですか?

お客様はこれから同じ家にいながらいつ噛まれるかってビクビクしながら暮らすんですか?

家の中は危ないから、外に繋いで飼えばいいですか?

襲われたら薬で回避すればいい?

この子の寿命考えたらあと10年、人が我慢し続ければいいんですかね?

アホくせー。

そんなん全部ぶっ壊してやりますよ。

普通に暮らせるようにするのです。

うちに来た後は寿命を迎えるまで、平和に暮らさせてあげたい。

お客様とこの子を笑顔にします。

優しく褒めるだけでは直らない犬はいます。

おやつでは言うことを聞かない犬はいます。

よーく考えてみてください、優しいうちのお客様はなぜ噛まれているのですか?

おやつでお利口になるなら、誰でもドッグトレーナーになれちゃいますね。

ファンタジーはいりません。

目の前にいるのは、噛み犬なのです。

私はお客様に私はこの子に厳しくしますが、この子は私のことが大好きになると思います。と宣言しました。

初日終了。

その晩、家に帰ってシャワーを浴びると腕に痛みが。

おーまいがーっ!!

良かった、噛まれたのが服の上からで笑

生身だったら危なかったですね…

でも、これをお客様はくらってるんですよ。

私はいいのです。

プロだし、噛まれるのは日常茶飯事なので。

言い方は失礼ですが、何もわからない素人のお客様の方が怖いし、傷付くのです。

心も傷付きます。

なぜ可愛がっている愛犬に噛まれなければいけないのか?

実際にその立場になってみないとわからないと思います。

翌日。

朝の散歩に行きます。

昨日は絶叫、今朝は?

すんなり歩けました。

これなんですよね。

昨日のを見て、絶叫するから可哀想。とやめたらそこから先はないわけです。

いつもこのブログで書いていますが、やってダメなら諦めもつきますが、やってもいないのにダメ犬だの、バカ犬だの、問題犬だの言われることに私は納得いきません。

夕方のお散歩は長めに。

どんどん刺激を与えます。

チャンスを与えるのです。

色んな物を見聞きしよう。

本当の意味で理解し、自信がつけばたった一日で犬は笑顔になります。

昨日と全く表情が違いますね。

お客様はたった一日でなんでここまで変わるのですか?と驚愕。

厳しくはしますが、私はこの子を疑っていないし、間違ったこと以外は否定しません。

それは、頭が良い子ほどすぐに気が付いてくれます。

あ、この人は大丈夫かもしれない、と。

後は、お家に帰っても元に戻らないように固定化していき、さらに愛を注入していきます。

私はこの子の最初の理解者になれました。

何度でも書きます。

噛むから悪い、吠えるから悪い犬では決してないのです。

なぜ噛むのか?

なぜ吠えるのか?を考えてあげることが大事なのです。

今までは、唸るから怒らせないように、刺激しないようにしましょう。とアドバイスされ、噛むなら薬で頭ボーッとさせると。

あまりにも短絡的すぎて、言い方は悪いのですが、なんでもかんでも薬出すのってどうなんだろうなと私は思うです。

薬には副作用もあるだろうし、お客様にも経済的負担がずっとのしかかっていきます。

別に薬を出すのは否定はしません。

本当に必要な子はいますからね。

でも、もっと薬を出す前に犬を見てあげてほしい。

今年、脳がおかしいと言われて薬を飲んでいて、UGに来た子達は全頭断薬出来ています。

それは脳がおかしいのではなく、当たり前のルール、子犬に必要な経験を学ばないままに来てしまっていただけなんですね。

お願いだからプロも、もっと犬を勉強してほしいです。

たった1日でこれだけ表情が変わったのはなぜか?

これがこの子の素なんです。

昨日のあんな怖い顔させちゃいけないんです。

私は正しい方向に導いただけです。

唸ったらダメ!噛んだらいけない!とハッキリ叱れるプロがいなかっただけです。

犬が好きだからこそ、誤解されてる犬、理解されていない犬を見ると私は我慢できません。

優しさを売りに上辺だけ取り繕ってるプロになんか絶対に負けたくないです。

こっちは本気と書いてマジなんだよっ!!←古い

2日目終了。

3日目。

最初はリードで補助をしないと伏せをしませんでしたが、声がけのみで伏せをするまでに。

マサハルくん、私のことを好きになってくれたのは嬉しいのですが、他の子達のお散歩に行こうとしたら、「ねええええ!!どおしてえええ!!ボクでしょ?」とひんひん鳴くようにww

一昨日は私に本気で噛み付いてきてたくせにww

独占欲つえーなおい。

夕方にはご来店くださったお客様に、初日の私にやったように凄んだ声で吠えるように。

即座に本気で注意。

店に慣れてきて、UGにテリトリー意識が芽生え、守ろうとし始めています。

「ここはおめーの家じゃねえんだよ。やめろ。」

ねええええ!!どおしてええええ!!吠えて知らせて守ってるのにっ!!なんで怒るのおおおお!!これがボクの仕事でしょおおお!!とマサハルくんは逆ギレ。

うるせーww

もうそれはやんなくていいんだよ!!と何度も叱ると、ふん!と拗ねて寝ました笑

3日目終了。

4日目。

朝から黒柴の熊五朗くんが来ました。

てんちょおおおおおおおおお!!

テンションが高い笑

しかし、この後に事件が。

柵越しに本気で熊五朗くんに噛み付こうとした瞬間に、私はマサハルくんを本気で叱りました。

人だけでなく、犬相手にもヤキモチを焼き、私を独占しようとした。

私を好きなことは嬉しいですが、ルールは守らなければいけません。

マサハルくん、店長の本気の叱りに呆然。

やっていいこと、悪いことをこちらが教えないと勝手にルールを作っていきます。

さらに、お泊まりに来た白柴の子犬のしゅらちゃん。

うちに初めて来た時は生後4ヶ月で、お客様が革手袋をしないと危ないくらいだっためちゃくちゃ強い女の子です。

熊五朗くんには明らかに年下の雄として認識して、てめー調子こいてんじゃねえ!!おれの店長に近付くんじゃねえ!!(別に君の店長ではない。)と噛み付こうとしたが、女の子にはどうかな??

マサハルくんの方が不安そうな表情ww

しゅりちゃんのオーラ半端ない笑

マサハルくん渾身の唸りも全く効かず、あっさりとスルーされ、

自分のエリアの水をじゃぶじゃぶ飲まれ再び呆然ww

一緒に散歩に。

少しずつ拡がっていく世界。

さらに白柴のココちゃんも来てくれて、同じエリアで過ごし、我慢を覚えました。

ていうか、美女に囲まれてまんざらでもないマサハルくん笑

うちに来る子たちはみんな強いです。

みんなで遊び、刺激し合い、切磋琢磨して成長していくのがUG流なのです。

次第にほぐれてくる心。

店長なでてーん♡

途中の経過報告でお客様にご来店いただきました。

プロの仕事、成果をお客様にお見せ出来たのではないかと思います。

散歩に行った後に、お客様とたくさんお話しをしました。

なぜこうなってしまったのか?

なぜ触れなくなってしまったのか?

これからどうしていけばよいのか?

お母さんと息子さんがとてもバランスが良くて安心して、迷わせている原因の多くを作っているお父さんは憎めない方でした笑

娘さんには、親御さんも危ない時があるわけだから、決して無理はしないように。とアドバイスしました。

それでも、ご家族が帰る直前に、娘さんがどうやったらこの子と仲良く出来ますか?とまた聞いてきました。

店長、危うく泣きそうに。

娘さんの手には犬歯ががっぷり入った深い傷が生々しく残っていました。

おそらく、噛まれた瞬間は何が起こったのかわからないくらいの衝撃で、その後は心臓と一緒に夜寝ている間も一晩中ズキンズキン痛むような大ケガです。

ものすごく痛かったと思います。

私もマサハルくんに噛まれましたが、娘さんの傷と比べたら私ののはかすり傷くらいのケガ。

どれだけ血が出たんだろうというくらいに深い傷。

それでもなお、マサハルくんと仲良くなりたいと。

本当に柴犬の子犬すらやらずに逃げ回ってるプロに爪の垢煎じて飲ませたいと思いました。

簡単に愛犬を手放す人もいれば、家族全員噛まれてもどうにかしたいと願う人もいる。

そして、この子の素質を見抜けずに回避という安易な提案によって、触れなくなるくらいまで悪化させたプロは本当にもっと勉強してほしいです。

なんでもかんでも優しく言ってりゃいいと思わないでいただきたい。

その表面的な優しさで今までどれだけのお客様が遠回りしてきたか。

愛のない厳しいしつけの被害者ももちろんいますが、安易な優しいしつけの被害者もうちにはたくさん来ています。

厳しくしたら、すぐに可哀想。

たった数日でこれだけ変われるのに可哀想ですか?

これから先のことを考えたら、やれるならやった方がいいに決まってます。

何年も我慢して、薬飲ませて誤魔化す方が私は可哀想だと思います。

いけると思ったらガンガンやります。

直して結果を出すのが私の優しさです。

最初から言っていましたが、この子は根っからの問題犬などではないのです。

必死に家と家族を守ってきた、雄らしい雄。

私が、そこまで頑張らんでもいいよ。うちらをもっと信頼してくれ。と伝えたら、写真のようにご家族と話しをしている間にみんなに囲まれながら寝ました。

本当はこうやって、安心して眠りたかったのかもしれません。

ずっと独りで頑張ってきたのです。

私にめちゃくちゃ厳しくされても、それにギャーギャー言いながらも応えてくれたこの子は本当に良い子。

健気で涙が出ます。

もう少しでお家に帰れるからね。

笑顔でお家に帰ろう。

そんなこんなであっという間に帰る前日に。

あのー、私の靴は君の枕じゃないんだけど笑

同じ犬とは思えませんね。

明日、帰れるね、頑張ったね、と撫でていたら、あれ?

寝ちゃった。

さらにお腹を出して撫でてくれアピール。

!?

嘘でしょ!?

お腹出して爆睡!?

もはや笑っているようにすら思える寝顔♡

今まで、たくさんの柴犬が来ましたがこうやってお腹を出して爆睡する柴犬は初めてです。

驚くやら、嬉しいやら。

でも、それだけ私を信用してくれた証です。

1週間前の今日、家族も触れないくらいに怒り狂っていたマサハルくんはこれだけ変わってお家に帰りました。

うちの常連のお客様でもドン引きするくらいにこの子には厳しく当たりました。

でも、最初から書いていたように、この子は根っからのやべーやつではなかったのです。

むしろ、上手に導いてくれる人がおらず、誤解されていました。

お客様から送られてきた動画を見て助けてあげたいと思いました。

私ならこの子を理解してあげられる。

そんなことしなくても大丈夫だって伝えられる。

いい目をしていましたが、怒りの中の目はどこか寂しそうでもありました。

お客様のご自宅に迎えに行って、早速噛まれ、UGに行っても触るどころか目が合うだけで唸られましたが、そんなものはどうでも良かった。

別にこんなケガは、唾付けて、肉食って、寝りゃ治ります。

それよりも、愛する我が子に噛まれるお客様の心の方がよほど痛いのです。

これから先どうなるんだろうか?って暗闇をさまようお客様の心の方がよほど辛いのです。

この子が私のことを大好きになることはわかっていました。

最初は激しく抵抗するけれど、この子は頭がいいからきっと気が付くはず。

やっと自分を理解してくれるブレない人が現れたと。

厳しくしたら犬の心が壊れますっ!!

厳しくしたら虐待ですっ!!

何度も書きますが、愛がない感情に任せた支配論の犬を壊すような経験不足のポンコツと私を一緒にしないでいただきたい。

私は犬が本当に好きなんです。

好きだから本気でぶつかるんです。

好きだから誤解されて、理解されてない犬を見ると苦しくなるのです。

資格なんて何にもありません。

トレーナーでもありません。

でも私は、自分が積み重ねてきた経験に嘘はないと信じてます。

それくらいにこの仕事に身を捧げてきた自負があります。

マサハルくんは、安易なプロのアドバイスで最悪の結果になったのです。

本当は安心したかったと思います。

お客様もお家に帰ってからお散歩をしまくり、時には悩みながらも頑張ってくださっています。

また崩れたら私が何度でもお客様とこの子をフォローします。

私を信じてくれたマサハルくん、大切な我が子を預けてくださったお客様、ありがとうございます。

2018年も、本当にたくさんのカウンセリング、子犬の社会化お泊り、成犬の合宿をしました。

明日で年内のトレーニングはほぼ終わります。

ここ最近の子達は、3ヶ月、プロに預けたが噛み付きが治らなかった黒柴。

もちろん、最初は私にも噛みましたが、今ではスタッフ全員噛まれずに普通に触れます。

噛み付いてきた抱っこも出来ます。

数ヶ月預けて、良くなるどころかボロボロになって帰ってきた小さなトイプードル。

UGのトイプードルに似た頭が良く、気が強い、店長好みの子。

でも、パワフルがゆえにバカ犬と勘違いされ虐待に近い扱いをされてしまいました。

UGで心のリハビリをして、笑顔でお家に帰ります。

間違ったトレーニングによって噛み付きがひどくなり、お散歩で吠えまくるようになってしまったミニチュアシュナウザー。

合宿なんかでは直らない。と言われたそうですが、別犬のようになってお客様は嬉し涙で帰っていきました。

ここ1カ月の間に京都から3組のお客様、初四国の愛媛から来てくださったお客様も。

本当にありがとうございました。

最初はそんなに遠くから!?とドキドキしていましたが、子犬で近くに頼れるプロがいないのであれば新幹線でも飛行機でも連れてきてください。私がどうにかします。私にやらせてください。と言えるようになってきました。

来年も私がいけると思った子はどんどん直します。

助けます。

プロだから。

犬が好きだから。

お客様の笑顔が見たいし、犬を飼って良かった!って思って欲しいから。

来年も宜しくお願い致します。

では最後にいつもの一言を。

犬ってやっぱり最高なのです!!