新しく仲間入りしたトイプードルの子犬のさつきとメイは順調すぎるほどに成長しています。
男の子のさつきは甘ったれで人が大好きで、先日卒業したトーマスに性格がとても似ています。
女の子のメイは、かなり性格が強く、自立心があります。
女の子ですが、リーダー気質をかなり持っていそうな気がします。
2頭とも、非常に頭がよく、体も精神も頑丈です。
同じトイプードルで、同じ姉弟でもこれだけ性格が違います。
それぞれ、こういう方に飼っていただきたいなというヴィジョンができつつあります。
よくお客様から、「この子は大人しいですか?」ですとか、「大人しく寝ていますね。」と質問をされますが、返事はいつでも「いいえ、うちの子犬で大人しい子犬はいません。みんなタフでパワフルです。」と応えます(笑)
UGペットの子犬は、たくさんご飯を食べさせ、犬同士で遊ばせ、たくさんの経験をさせて、体も心もオープンに育てます。
ある程度のトレーニングが終わった子犬は、抱っこしたら大人しく、どこを触っても噛んだりせず、犬同士では遊ぶけど極端な攻撃性はなく、アクティブだけれど、生後6ヶ月くらいまでいた子犬はお散歩のときに引っ張らずにお利口に歩けるというように大体の子犬を育てています。
心と体がしっかりしていると、立ち振る舞いは堂々としてきます。
私は、当店の子犬は飼主様もそれなりにしっかりしている方にお渡しするようにしています。
ただ子犬が可愛いというだけの方にはお渡しできません。
子犬をお渡しする前に「本当に子犬を飼えますか?」と覚悟を問います。
逆に、お客様から質問攻めにされることも多いです。
ムダ吠えはしないのか? 健康なのか? 散歩は本当に歩けるのか?トイレは覚えているのか?等々。
さらに、ほとんどのお客様が何度も何度もお店に足を運び、本当に自分に飼えるのか?この高橋の言っていることは本当なのか?と1ヶ月くらい悩まれて迎えるお客様が多いです。
私が子犬をお渡ししたお客様をファミリーと呼ぶのは、真剣なお客様との思いを共有し、信頼し、尊敬しているからです。
さつきとメイがどのようなお家に行くのかが、今から楽しみです。
子犬をプライドを持って、「育てて」お客様にお渡しすることをこれからも続けていきたいと思います。
さて、そんなさつきとメイはものすごい成長をみせていて、今までの2ヶ月の先輩犬よりも成長がなんだか早いように感じます。
子犬には、日々「刺激」が必要です。
昨日は、初めて牛皮のガムを与えてみました。
2頭の目の前にガムを置いてみます。
このとき2頭は生まれて初めてのガムの匂いを嗅ぎ、これはいったいなんだ?と考えています。
ちょっと警戒しているようにも見えますね。
このときに脳はフル回転しています。
これは立派な「刺激」です。
2頭でどうする?と相談してる感じでしょうか。
恐々と、でも好奇心には逆らえず、少しずつガムに近づいて行きます。
予想通り、普段から気の強い女の子のメイが先にくわえました(笑)
慌ててさつきもガムをくわえようとしますが、
メイに持っていかれました\(^^)/
メイは牛皮の匂いに本能的に反応し、すぐに噛みだしました。
さつきはまだ牛皮のガムがなんなのかいまいちわかっていないようです。
「ちょっと、ぼくにも噛ませて!!」とやっと参戦したさつき。
しばらく2頭で取り合いをしていました。
子犬にとってはガムは擬似的な獲物で、それを2頭でうー、とか、あー、とかけん制しながら噛むのは、子犬の発育にとても良い刺激をもたらします。
そうとう楽しいはずです。
2頭でとりあいをするのもいいのですが、いつまでも落ち着かないので、1頭ずつ与えてみることに。
まずはさつき。
まだ怖いのか、くんくん匂いを嗅ぐ。
鼻と前足でつんつん。
ちょっとくわえてみる。
このあと、おそるおそる噛み始めました。
一方のメイは最初からがじがじ。
前足で抑えて噛んでみたりとさつきよりも慣れた様子。
噛みかたもダイナミック。
うりゃー。
かなり楽しんでいる様子。
おもちゃとは違う「刺激」に大満足ですね。
あんなに小さな子犬にガムなんて与えて平気なのか?とお思いの方もいるかもしれませんが、牛皮はたんぱく質が主成分なので、基本的には口にしても大量に食べなければ大丈夫だと考えています。
生後6ヶ月にもなれば、食べるのも早くなりますが、まだ2ヶ月の子犬であれば、上の写真のようにふにゃふにゃになる程度です。
むしろ子犬で心配なのは誤飲です。
少しずつガムが減っていき、何分の一の大きさになって「飲み込めるかも・・」というサイズになったら捨てて、新しいガムに替えてください。
子犬にガムを与えるときは必ず人が見ていてください。
子犬だから小さなガムではなく、子犬だからこそ誤飲をふせぐために、飲み込めないくらいの大きさのガムやおもちゃを与えたほうが無難かと思います。
さつきとメイと早く散歩に行きたいですね。
外は、室内と違って「刺激」の量が半端ではありません。
散歩に行くことによって、さらに心も体も一気に成長し、人との絆も深まります。
他の犬との接触が少なかったり、子犬だからと柔らかいものしか与えなければ、パワーを上手く発散できない場合があります。
そのために、人の手を噛んだり、ムダに吠えてみたりというような問題行動が起こりえます。
ですが、それは実際にはその子の問題行動ではなく、成長に必要な「刺激」が欲しいよ、という愛犬からのサインかもしれないのです。
それを無視して、ただ「うるさい!!」と叱れば、子犬も傷つきます。
有り余ったパワーはどこで発散すればよいのでしょう?
どうか、子犬を飼っていて育て方に悩んでいる方は、子犬を良く見てあげてください。
刺激は足りていますか?
いつも怒ってばかりではないですか?
UGペットでは、子犬合宿もやっていますが、みんな「刺激」が圧倒的に足りていませんでした。
事実、子犬合宿でたった数日間、その子が経験できなかった膨大な「刺激」を与えただけで、お家に帰ったあとに吠えなくなり、落ち着いたといわれることがあります。
子犬合宿に来た子達はうちの子犬と同じく全員タフで、頭が良い子犬ばかりでした。
ですが、お家の中で「刺激」を自分で満たすために勝手に「ルール」を作りだし、それを飼主様にとっては都合が悪かったり、理解できなかったりで、関係が上手くいかなくなっていたようです。
合宿を卒業したあとも、みんなしょっちゅうUGペットに来てくれます。
ここはいつでも遊び相手がいる「刺激」に満ちた場所なのです♪
今回は牛皮ガムを例にお話ししてみました。
子犬はやんちゃで当たり前です。
最初からお利口な子犬はまずいません。
子犬を飼われている方は、子犬が育っていく過程をぜひ楽しんでいただきたいと思います(*^^*)
UGペットの子犬は、子犬の頃は超ハイパーですが、1歳である程度落ち着き、2歳でほぼ完成します。
たくさんの経験を積んだ、深みのある犬に育ちます。
遊びたいなら、思い切り遊ばせましょう、噛みたいなら、ガムやおもちゃなど噛んでも良いものを与えましょう。
たくさん遊んで、楽しんだら、落ち着かせる時間も作りましょう。
子犬合宿の来た子達は、最初はみんな、ずっとスイッチが入りっぱなしでした。
私が合宿でしたことは、「刺激」を与えて、スイッチのONとOFFを理解してもらっただけです。
ずっと吠えていたりする子は、ずっと不安と緊張がセットになって付いてきていると思ってください。
そんな状況が続けば、人間と同じで、ストレスで眠りは浅くなり、常に落ち着きが無かったり、マーキングをしたりします。
逆に大人しい犬を想像してみてください。
カフェなどで、飼主の足元などで大人しくしている子は、「脱力」してリラックスしているはずです。
不安や、緊張とは真反対ですよね。
UGペットの子犬は将来的には、そのような成犬になって欲しいと思っています。
元気だけど、人を噛んだりせず、他の犬を見て吠えたりせず、落ち着いていて、余裕のある犬です。
さて、この元気いっぱいのさつきとメイは素敵な成犬になれるでしょうか(笑)?
成長がとても楽しみです。