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愛犬の皮膚にできたかさぶたの原因と対処法

愛犬のフケやかさぶたの原因と対処法についてご紹介致します。

犬の皮膚

皮膚は真皮・表皮・皮下組織の3層構造で成り立っており、紫外線や環境の変化などの外界からの刺激から身体を守り、細菌の侵入を防ぐバリア層という大切な役割を担っています。犬は表皮の部分が人間よりも薄いため刺激や紫外線、乾燥等の影響を受けやすく、皮膚トラブルを起こしやすいといわれています。

フケ・かさぶたの原因と対処法

膿皮症

膿皮症は犬の皮膚炎の中で最も多い疾患であるといわれており、乾燥、擦り傷や噛み傷、老化、栄養不良、ホルモンバランスの乱れなどにより、通常は皮膚が持っている細菌の侵入を抑える力が失われることによってブドウ球菌などの細菌が皮膚に感染することによって発症します。犬のニキビともいわれており、顔周りや脇、背中等に特に発症しやすく、かゆみが強く炎症が悪化してしまう場合もございます。

表面性膿皮症

皮膚の表面のみに細菌が感染している状態でニキビのような赤い発疹や膿(膿が固まってかさぶたのようになったもの)、フケなどがみられます。

表在性膿皮症

表皮内や毛包、真皮上部などで細菌が侵入した状態で、赤い発疹や膿(膿が固まってかさぶたのようになったもの)、脱毛等の症状が見られます。

深在性膿皮症

皮膚の深いとこまで細菌が侵入した状態で、強い痒み・炎症・かさぶた、脱毛等の症状が見られます。

参照犬の細菌性膿皮症:http://www.mpagro.co.jp/members/ca_kiji/hifu3_201204.pdf

症状

対処法

脂漏症

脂漏症とは、栄養不良や寄生虫、細菌感染、ホルモンバランスの乱れ等により皮膚が油っぽくなったり、乾燥・フケ等の症状がみられる疾患です。皮脂はカビの一種である「マラセチア」の好物なので、皮脂の量が多い状態が続くとマラセチアが増殖して、皮膚炎を引き起こします。

油性脂漏症

皮膚が油っぽくなり、油性のフケ、痒み、体臭等の症状がみられ、外耳炎を併発する場合もあります。

乾性脂漏症

皮膚が乾燥し、フケや軽い脱毛等の症状が見られます。

脂漏性皮膚炎

油性脂漏症が進行し、皮膚に炎症がでた状態を指します。皮膚に赤みがでたり、痒み等症状みられるといわれています。

症状

対処法

その他

膿皮症や脂漏症以外にフケやかさぶたの症状が見られる症例は、皮膚糸状菌症やニキビダニ症(子犬に多い)、疥癬症などの真菌や寄生虫が原因のものや乾燥やアレルギー等があげられます。

まとめ

愛犬の皮膚にかさぶたやフケが見られた場合は、すぐにかかりつけの動物病院で診察を受けることをお勧めいたします。皮膚炎は放っておくと症状が徐々に悪化し、脱毛やひどい痒み、皮膚の掻きむしり等により愛犬が苦しい思いをしてしまいます。定期的に愛犬の皮膚のチェックを行い、気になる症状がでている場合はお早めに病院を受診しましょう。

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