昨日のInstagram、Facebookの投稿で、店長が噛まれたと書いたらご心配の声が続々と💦💦
カウンセリング中に、お客様の目の前で噛まれました😆
でも、噛まれることでわかることもたくさんあります。
その犬がどのくらいの強さで、本気で噛んでいるのか、威嚇程度で噛んでいるのか、ドヤ顔で噛んでいるのか、追い込まれて噛んでいるのか、噛んだ後にやっちまった…となるのか、もう1回来てみろ。また噛むぞ!という感じなのか。
それによって、またアドバイスは変わってきます。
そして、噛まれることでお客様の気持ちが痛いほどわかります笑
こんな風に噛まれてるのかー
あー、こんな噛まれ方したらお客様も怖いよなぁって。
まだ私はいいのです。
噛まれてもほとんどの場合、理由がわかりますから。
私はバカなので、噛まれてスイッチが入ることもあります笑
やるしかないっしょ。
おれがやんなきゃ誰がやるんだ!!と燃えることがあります。
でも、お客様はプロではないので、なぜ噛まれたのかがわかりません。
飼い主の私のこと嫌いだから噛むのかな…
飼い主の私がリーダーになれてないから噛むのかな…
自分が悪いのか、はたまた愛犬が悪いのか、育て方が悪いのか…
犬の育て方を巡って、家族でケンカになることも…
わけがわからなくなって、本やネットや近所の飼い主仲間のお友達に聞いても解決するどころか、余計にわけがわからなくなってカウンセリングに来るお客様も多いです。
噛むといっても理由は様々です。
絶対にこのやり方をすれば治る!!というのがあったら、トレーナーも苦労しません。
よく店長さんのトレーニング方法ってどういうやり方ですか?と聞かれます。
ブログは誤解されないように、下手に勘違いされて真似されると嫌なので、優しく書いていますが、その子によって、全く叱らないケースもあれば、それこそ店長よ、鬼か!!お前は鬼なのか!?とお客様が思うくらいに厳しく接することもあります。
優しいだけで治らないこともあるし、厳しいだけでは犬が余計に悪化したり、心を閉ざしたり、最悪は壊れてしまうことも。
なので、プロは常に犬を勉強し続けないといけないのです。
勉強に終わりはありません。
だから、私は自分は犬を治せる力はあると思っていますが、トレーナーとは名乗りません。
トレーナーとしての専門的な勉強をしていませんので。
あえてそこを避けている部分もあります。
1つのやり方に染まりたくない、派閥に属したくない変人高橋。
でも、それが私の最大の弱点でもあり、逆に大きな強みでもあると思っています。
どこかのやり方に固執したくありません。
必ず揉めるんですよね、トレーニング方法を巡って同業者同士で笑
くだらないなーと思います。とかいいつつ、私もカウンセリングでしょっちゅうなんだそのトレーニングの仕方はー!!ムキーッ!!っとなっていますが笑
完全なトレーニング方法もないし、不完全なトレーニング方法もないと思います。
それぞれが自分のやり方を信じて、目の前のお客様とその愛犬に真剣に向かい合って治していけばいいのに、めんどくさいなと笑
まず自分がやっていけばいいのでは?
口で言うのは誰でも出来ます。
私が信用するトレーナーさんは、みんな実際に結果を出し続けています。
実際に動いています。
口だけでなく。
なので、私も行き詰まったりすると先輩たちにアドバイスを求めたりします。
その度になるほどなぁ。犬って深いなぁ。自分はまだまだだなぁとも思います。
私はこれからも、販売員として、数千頭を超える犬と触れ合ってきた経験を糧に、自分を信じてやっていきます。
資格をとれば、トレーナーと名乗れる時代。
先生と呼ばれる時代。
でも、経験のないトレーナーに私は負けたくありません。
この業界に入って20年近く、常に勉強し続けていますので。
プライドがあります。
プロとして。
困ったら店長に聞けばどうにかなんだろ。というお客様の心の支えになりたいです。
このブログも全国の愛犬家の皆様、同業者の方も見てくださっています。
本当に嬉しいです。
少しでも、役に立てたらいいなと思っています。
私が噛まれた傷などたいしたことはありません。
唾つけて、肉を食って、寝れば治ります笑
お客様の愛犬に噛まれた心の傷の方がよほど痛いのです。
愛犬を信じれなくなり、飼い主に信じてもらえない犬の心の方がよほど痛いです。
これからも信念を貫いて精進していきます。
一人でも多く、一頭でも多く笑顔になってもらいたいです。
子犬との暮らしに迷ったり、トレーニング方法が愛犬に合っているのか不安などがありましたら、是非カウンセリングにお越しください。
遠方のお客様には電話カウンセリングをお勧めしております。
昨日は、スペインのお客様の電話カウンセリングをしました。
時折、近くの教会?の鐘が電話越しに聞こえ、心癒されながらも熱く、スペインの犬事情なんかも聞きながら、お客様は心が軽くなりました!と仰っていただけました。
カウンセリングで、客観的に愛犬を見てみませんか?
愛犬は噛みたくて噛んでいるわけではないかもしれません。
人がそうさせてしまっていることもあります。
犬が変わるのも大事ですが、人も愛犬を理解し、変わることも大事だと思います。