噛む柴犬の子犬トレーニング。

◼︎柴犬の康士朗(こうしろう)との出会い

我が家には、康士朗の前に3匹の犬がいました。

初代は外飼いで19歳8ヶ月まで生きたミックス犬(柴犬×パグ)、
2代目は初めての室内飼いとなった、穏やかで優しいシェルティ、
そして3代目は、引き続き室内飼いとなった柴犬です。

2匹飼いだった時期もあり、振り返れば長年「犬のいる生活」が当たり前の家庭でした。
しかし3代目の柴犬が亡くなった時、35年ぶりくらいに「犬のいない生活」が訪れました。

家族の会話の中心にはいつも犬がいたため、喪失感は大きく、しばらく家族全員が落ち込んでいました。
半年ほど経った頃から、寂しさを紛らわすようにペットショップを覗き、柴犬を見つけては「かわいいなぁ」と眺める日々を繰り返すようになりました。

そんな時に出会ったのが康士朗でした。
当時はタレ目で、とても小さな柴犬でした。

先代の柴犬はとにかくよく歩く子だったため、犬がいなくなってから家族の運動習慣も自然と失われていました。
また、リビングに犬がいないことで、それぞれが自室にこもりがちになり、
(まだ少し早いですが)「このままでは両親がボケてしまったら困るな…」という思いもあり、思い切って康士朗を迎えることにしました。

ただ、そのタイミングでお店の中で風邪が流行っており、康士朗も鼻水が出て投薬中だったため、すぐにお迎えすることはできませんでした。
結果的にお迎えは約1ヶ月遅れることになります。

今思えば、いわゆる「子犬の社会化」の大切な時期を逃してしまったのは、ここだったのかもしれません。
我が家に来てからすぐに恐怖期に入ってしまったような印象がありました。
もともとの気質が、神経質で怖がりな子だっただけなのかもしれませんが。

◼︎ UGに通うことになったきっかけ

康士朗が我が家に来て1ヶ月ほど経った頃、初めて「おかしいな?」と感じたのは給餌のタイミングでした。
食べている最中に突然唸って激しく吠えたり、近くにいた人が噛まれてしまったり。
食後に自分の尻尾を追いかけて吠え始めたのも、この頃です。

もともと興奮癖の強い子で、しつけトレーニングをしようとご褒美のおやつを持つと激しく飛びついてきました。
食後や排泄後も興奮が止まらず噛みついてくることが多く、まだ子犬にもかかわらずマウンティング行動も見られました。

どの行動も、これまで飼ってきた犬たちにはなかったものばかりで、戸惑う日々でした。
社会化が遅れているのではないかと思い、だっこ散歩に出ても、目に入るものすべてに怯えて唸り、吠え続ける状態。
他のわんちゃんにも過剰に反応してしまいます。

首輪やリードの練習もしたかったのですが、首周りを触られることを極端に嫌がり、噛みついてくるため、正直とても大変でした。

次第に、目の色を変えて人に噛みつくことが増え、人間が康士朗のいるサークルに入ること自体が怖くなっていきました。
触れ合っている最中でも突然豹変し、手や足、時にはお尻まで噛まれ、服にも穴が開くほどでした。

「柴犬あるあるなのかもしれない」と頭では思いながらも、先代の柴犬がこうした行動を一切しなかったため、私たちには経験値がなく、対処できませんでした。

これはもうプロの話を聞いた方がいいと思い、2024年12月初旬、地元のトレーナーさんにレッスンをお願いしました。
フードアグレッシブの可能性があるとのことで、「リードをつけ、一気に与えず少しずつフードをあげる方法」を教えていただきました。

しかし、そもそもリードをつけること自体が一苦労。
噛まれながら必死にリードをつけた時点で、康士朗のテンションはすでに最高潮。
そこにご飯が加わることで、毎回異常なほどの興奮状態になってしまいました。

教えていただいた方法を必死に続けても改善は見られず、家族はどんどん疲弊していきました。
本を買ったり、インターネットで調べたり、試行錯誤を重ねても解決には至らず、家の中には「こんなはずじゃなかった」という重苦しい空気が漂っていました。

そんな中で見つけたのが、sippoに掲載されていた店長さんの記事でした。
特に柴犬のケースの記事に釘付けになり、「中目黒は遠いけど、参考になることがたくさん書いてある」「お散歩が大事なんだ」と、書かれている情報を必死に取り入れました。

それでも限界は近づいていました。
2024年も終わろうかという頃、家族の疲弊がついにピークを迎えます。

「もうダメだ。遠いとか言っていられない。中目黒に駆け込もう。」

社会化お泊まりをお願いするなら年内ギリギリ、というタイミングでした。
カウンセリングの予約電話をした翌日、車で中目黒へ向かいました。

◼︎ 社会化お泊まりの前後と、卒業まで
・お泊まりに出す前の正直な気持ち

まだ子犬なのに、1週間も預けるのはかわいそうなのでは…という気持ちは正直ありました。
ただ、家族全員が追い込まれ、疲弊しきっていたのも事実で、「一度ここでリセットできれば」という、藁にもすがる思いでした。

群れに入った康士朗は、最初こそギャンギャン騒いでいましたが、帰路についている最中に店長さんから「へそ天で寝ている」写真が送られてきました。
「もしかして大物なのかもしれない…」と、その時ふと思ったのを覚えています。

お預け中はこまめにLINEで様子を共有していただけたため、不安はほとんどありませんでした。
それどころか、私たち家族はカウンセリングでいただいたアドバイスをもとに、「康士朗が戻ってきた時のためのリビングのプチ模様替え」に必死でした。

・お迎えの日と変化

お迎えの日、康士朗は「伏せ」と「待て」を覚えて帰ってきました。

また、地元でお散歩中に他のわんちゃんに異様に大騒ぎする行為がなくなりました。

社会化期を逃した康士朗でしたが、UGさんでいろんなわんちゃんと触れ合うことで学んで帰ってきてくれました。
そして、なにより一番困っていた「狂った目の色をして噛み続ける行為」が影を潜めていました。

滞在中、ポメラニアンのシチューくんがずっと相手をしてくれていたと伺い、
「噛まれたら痛い」ということを、しっかり教えてもらったのだと思います。
直接お会いできないまま時間が経ってしまいましたが、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

・卒業までの間で正直しんどかったこと

一番大変だったのは去勢手術です。
最初のお泊まりの際に「早めに去勢した方がいい」と店長さんにアドバイスをいただき、社会化お泊まり中に手術できるよう病院に掛け合いました。

手術自体は無事に終わりましたが、エリザベスカラー姿の康士朗は、まるで巨大なモンスターのようでした。

事前に店長さんから「手術後は確実に荒れる」と伺っていたので覚悟はしていましたが、想像以上で、精神的にはお預け前と同じくらい削られました。

特にカラーが外れた日の夜は、本当に危険だと感じるほど荒れていました。
「明日仕事を休んでUGさんに駆け込むべきか」と本気で悩みましたが、翌日少し落ち着いたため、次のアフターケアの日まで何とか耐えることができました。
あの時ほど「早くUGさんに連れて行きたい」と切に願ったことはありません。

・「あ、変わった」と思えた瞬間

本当に小さな日常の一コマではあるんですが、
犬用ベッドが使えるようになって帰ってきたことが思い出に残っています。
家ではベッドを格闘相手とみなし、ベッドに乗るということができず、トイレで寝ていることもありました。

ところが、アフターケアでお預けしている際、UGさんから「ベッドにちょこんと乗っている康士朗」の写真が送られてきました。
隣には別のわんちゃんがいて、その横で「僕、ベッド使えます」と言わんばかりに丸くなっている姿に、家族全員で驚きました。

自宅では何度説明しても理解しなかったことを、UGさんで自然と学んで帰ってきたのだと感じた瞬間でした。

・卒業を感じた瞬間

1歳までは月1回通う予定でお願いしていましたが、残り数回というところで突然の卒業となりました。
振り返ってみると、最後の頃は他のわんちゃんとあまり遊ばず、寝ている時間が増えていたように思います。

問題が完全になくなった、というよりも、
「ここで学ぶことはもう十分に終えたのだな」と感じる、自然な卒業でした。

◼︎ おわりに

あの頃、UGさんに出会っていなければ、今の康士朗、そして今の我が家はなかったと思います。
社会化は一度で終わる魔法ではなく、山も谷もありましたが、
「犬だけでなく、人も学び直す時間」をいただけたことに心から感謝しています。

康士朗くんのブログを書くにあたって、お客様から心境を綴っていただきました。

今回の記事は昨年、正確には2024年の年末に来た子ですが、店長の心に特に残った柴犬の康士朗くんの記事となります。

昨日、柴犬のコテツくんが帰り、トレーニングの子犬がいなくなったのでやっとこの記事が書けます。

最初に出会った康士朗くんはとにかく過敏、敏感、興奮しやすく、若干イッちゃっておりました。

そして、ご家族は絵に書いたように優しいご家族です。

よく、子犬には優しく、たくさん声をかけて、様子を見てあげましょう。とあれもやってみよう、これもやってみようとやる事が多いと思います。

それは当たり前の事なのですが、康士朗くんを見て、店長はそれらが逆に重荷になっているのかな?と直ぐに感じました。

柴犬は野性味が強い犬種です。

人懐こく、明るい子も多いですが、自分の時間、スペース、テリトリーが必要な子もいます。

お客様ご家族は良かれと思って色んな事をしてくださいましたが、康士朗くんからすると落ち着かなかったのかもしれません。

でも、体力はあるし、遊びたいので、もちろん構って!というときもあるのに、次の瞬間には触るんじゃねー!と噛み付いてきたり、自分のテリトリーのベッドに近付くな!とやられたり、人からすると休んで欲しいベッドはただの大きなおもちゃにしか子犬には見えてなかったりすると、一体この子は何なんだ?と訳がわからなくなってきがちです。

ここで、プロにお願いしよう!と、柴犬の特性を理解していないプロにお願いしてしまい、直せないならまだしも、こうすればいいんだ!リーダーにならないとダメなんだ!とか言って、いきなり顔を地面に押さえつけて、逆効果になってしまったり、逆に柴犬はストレスに弱いので、刺激を与えずに優しく接しましょうとおやつをあげてご機嫌を損なわないように、下手に気を使って接していたりすると、要求がエスカレートしてきたり。

そうなると、柴犬は直らない!だの、セロトニンの分泌が少ないのかもしれません。脳がおかしいので薬でどうにかしましょうとかなったり。

UGには、今までに自分で尻尾を食いちぎってしまったりした柴犬の子犬も来ました。

そんな子でも、薬に頼らないまま成長し、今も元気に暮らしてる柴犬もいます。

子犬がちょっとくらいギャーギャー騒いだからと脳がどうとか、そんな事を簡単に言うプロの方がどうにかしてるんじゃないか?と思う事も正直あります。

柴犬のトレーニングは柴犬の特性を理解したプロに任せましょう。

以下の文は康士朗くんが来た日の店長が書いたSNSの投稿です。

2024年、年内最後のトレーニングお泊まりは柴犬の子犬の康士朗くんになりました!
柴犬が最後というのがUGらしいですね笑

柴犬の康士朗くんは生後5ヶ月。
甘噛みやフードに対する執着、興奮したら止められないなど。
どれどれ顔を見せてごらん。とクレートの扉を開けると、

なぜかおもちゃを咥えた康士朗くんが、よー♪おっさん誰ー!?これボクのお気に入りなんだ!見てみてー!と笑

なんだこの不思議な子犬はw

通常であれば、初対面の店長に扉を開けると身構えたりする柴犬が多い中、こういうのはあまり見たことがありません。

群れに入れると、キャーキャー騒ぐのは普通の柴犬かなと。
ハーネスを着けると噛み付くと。
でも、店長がすれば噛まない不思議。

かなりの調子こき坊主ではありますが、今のところは激ヤバ本気噛みではありません。

優しくご家族の元でやりたい放題やっている康士朗くん。

お預かりして、現実を教えてあげます。

人も犬も噛み付こうが、吠えようが通じない相手がいることを笑

昨日はたくさんのわんこがいて、最初は他の子が近付く度にこっち来んな!とギャーギャー騒いでいましたが、

なんと!夕方にはヘソ天で寝てました!
柴犬の子犬で、いや、社会化お泊まりに来た子犬で初日からヘソ天で寝る子犬は初めて見ました笑

なんか、変わってる。
初めて出会うタイプかも笑

日曜日の夕方から夜にかけて、続々とみんなお家に帰っていき、月曜日の今日はトイプードルのノアくんと、ポメラニアンのシチューくんと、柴犬の康士朗くんだけ笑

しかーし、康士朗くんには今回長めお泊まりの激強ポメラニアンのシチューくんがいます。

シチューくんは、最初のトレーニングお泊まりで1週間暴れ倒して帰ったUGに来ている子の中でも底知れぬ体力を持っている子です。

康士朗くんはまずもって勝てないです。

それでも、頭数が少なくなった事によって予想通りシチューくんに仕掛ける康士朗くん。

自信満々に挑むも、遊び方、体の使い方、体力、気力、経験全てシチューくんの方が上。

シチューくん、完勝っ!!

こんなはずじゃない!と何度も挑みますが、勝てない康士朗くん、最後は裏声でなんでなんでなんでー!と悔しそうにわーきゃー騒いでおりました笑

お散歩は電車の音を怖がり、駅前も人が多い、車が多いとわーきゃー騒いでました。

脱力はもちろん、最初は暴れて、噛み付いてきましたが、ニヤニヤ店長に通じる訳もなくご就寝。

康士朗くん、今回のお泊まりは間違いなく上手くいきますが、何かしつこさというか、謎の興奮があるので、オス柴として目覚めないように。と今から祈ります。

ヘラヘラしているように見えるのですが、柴犬は時期によってガラッと変わる子がいるので。

と書いておりました。

変わった子でしたねー。

ブログ書かなきゃ!と思ったのも、昨日、お家に帰った柴犬のコテツくんのキャラが康士朗くんと似ていたんですよね。

そして、1週間UGで社会化お泊まりを頑張って2024年の営業最終日にご家族がお迎えに。

この時、不安なままお正月を過ごすのと、まだまだ心配な事もあるけど、康士朗は大丈夫なんだ!私達も頑張るぞ!と希望を持って年末年始を過ごすのでは天と地の差があったと思うので、良かったです。

お迎えの日の店長の投稿をご覧ください。

本日も無事に営業が終わり、先程、スタッフも帰って静かな店内で年内最後の投稿をしております。
外では火の用心の見回りのカチカチという音が鳴っています。

さて、今日まで社会化お泊まりだった柴犬の康士朗くん。

お迎えにいらしたお客様とお散歩へ。
康士朗くんは直ぐに歩ける様になります。

強いので。

心配なのは、お客様の歩き方。
康士朗くんに遠慮しすぎると、その緊張が伝わります。

お客様ご家族はめちゃくちゃ優しい。

叱れないご家族です。

お散歩でまだ歩けないというのは、お客様ご家族にかなりの優位性があります。
だって、我々人間は家の近所なんて怖くないので笑

ありとあらゆる刺激が外にはあります。
怖いかな?大丈夫!?ではなく、怖くないよ!お母さんについといで!くらいのスタンスでお願いします。

興奮しまくり、ご飯の度に大興奮して吠えまくったりは無かったです。
ていうか、刺激を欲していた康士朗くんにとって、UGに来るまでは、ご飯の時間が恐らく一日の楽しみというか、最大のイベントだったのかもしれません。

UGには刺激がたくさんあり、ご飯は最大のイベントにはなりません。
ならなければ過度に興奮する必要は無いのです。

ガウッていたハーネスの脱着も問題無し。
脱力もできました。

強い攻撃性は無い子ですが、康士朗くんは何か変わった感じがします。

そして、ご家族が優しすぎる。

これからの生活でも、知らず知らずのうちに康士朗くんのペースに持っていかれると予想します。

その都度、UGでリセット、修正、お客様とお話しして意識の改善を計っていきます。

そのまま良い意味でヘラヘラ明るい坊っちゃんでいくのか、初日にヘソ天で眠る謎の強さなどを見ると、1歳で急にオスとして目覚めそうな気もします。

かなり改善されましたが、お客様にはとにかく油断なさらぬように繰り返しお願いしました。

こまめなアフターケアをしていきたいです!

落ち着いて、ご家族との話しを聞いていた康士朗くん。

きみの話しをしてるんだよー。

その後、年明けの1月、2月、3月と月に一度アフターケアに通っていただきました。

途中、やはり家の中で突然ぶちギレる事があると相談を受けましたが、店長はお客様ご家族に怖くてもいいです、内心焦ってもいいですが、表面上は動じず、声とかかけなくていいので普通にしていてください。とお願いしました。

優しいご家族は叱れません。

下手に注意しても逆上するだけ。

昼間とかお庭あったら日向ぼっこがてら出してもいいですよ。と自然と良い意味で距離が取れるように、康士朗くんが自分の時間を取れるようにお願いしました。

何度も書きますが、そこでどうしたの?とオロオロして声をかけても、うるせー!こっち来んな!噛むぞ!となります。

康士朗くんはUGに来る子の中でもそこまで攻撃性は高い方ではありません。

でも、退屈であったり、構われ過ぎ、見つめられ過ぎ、声かけられすぎると、ほっといてくれ!となる可能性が。

お客様ご家族が前に飼われていた子達はそれで良かったかもしれませんが、康士朗くんはその子達とは違う性質です。

ご家族の意識と接し方を変えていただいて、それに慣れることが出来たらそれで良いのです。

あ、お客様の書いてくださったところに早めの去勢を勧められたと書いてあり、それを見て、うちの子も吠えるから、甘噛み凄いからと簡単に去勢手術を考えないようにお願いします。

前に臆病な子で、吠えまくるからとこの子は早めに去勢しましょう!と獣医の先生に言われ、男性ホルモンが出なくなり、その子は余計に臆病になって、結果吠えが酷くなったケースを見ています。

逆に去勢なんてしても変わらないという意見もあります。

去勢手術のリスクはあって、店長もそれらは承知しています。

でも、UGに来る子達は通常の子達よりも強く、男性ホルモンも多めの子がいます。

結果的に去勢手術をした方が落ち着くケースがほとんどです。

UGのお客様はとにかく優しい方ばかりです。

全ての犬を飼う人が店長みたいになれる訳ではありません。

昨日、帰った柴犬のコテツくんも、カウセリングの数日後に去勢手術の予約を入れたと聞いて、慌てて数日間だけでも社会化お泊まりをさせてもらいました。

UGに来る子達は強く、敏感な子も多いので手術後は荒れる子が多く、特に柴犬はUGに行く前に戻ってしまったのではないか?と思うくらいに触るんじゃねー!となる子も多いですが、それだけ野性味が強く、敏感な犬種なのです。

そこに家族が巻き込まれないようにお願いしつつ、どうしてもダメなら抜糸後に直ぐにUGに連れてきてもらうようにお願いしています。

そんなこんながあり、UGに来て4ヶ月後のアフターケアで、康士朗くんは卒業となりました。

あんなに最初の12月末には興奮して犬同士遊んでいたのに、3ヶ月後には店長の横でお昼寝して過ごし、念の為もう1ヶ月様子を見ましょう。とやりましたが、そこでも落ち着いていて、お客様も康士朗くんとの暮らしのコツを掴んでいただいた様なので、万が一何かあったらまたいらしてください。とはいいましたが、それから康士朗くんはUGに来ていません。

最近、SNSで噛み付く柴犬を飼われている飼い主の投稿が話題になりました。

ただ、そこでも色んなトレーニングの仕方の意見があって、でもあーだこーだ言うのであれば、店長の個人的な意見としては文字だけではなく、そう書く貴方が名乗りを上げて、その飼い主と柴犬を助けてあげたらいいのでは?と思うのです。

文字だけじゃなく、投稿だけじゃなくて。

本気で噛む柴犬を舐めない方がいいです。

店長も腕をグチャグチャに噛まれて救急医療を受けました。

柴犬、特に成犬は柴犬に精通したプロ、結果を出しているプロに任せた方が良いです。

それでも柴犬って本当に素晴らしい犬なんです。

当たり前ですよね、ずっと日本人のそばにいた犬なんですから。

店長が小さな頃は柴犬と言えば立派な番犬でした。

でも、時代が進むにつれ、いつの間にかほんわかキャラみたいな方面でも見られる様になり、そのイメージで家族として迎えたらなんかオオカミみたいなんですけどー!とギャップに戸惑う現代人。

柴犬はプリミティブタイプと言って、改良されていない、原種的な犬種です。

それこそ、オオカミみたいな、特に男の子は成犬になったら家族以外触れないとか、番犬気質になる子も全然いるんですよね。

もちろん、穏やかな柴犬がいるのも知ってますが、基本は柴犬は愛玩犬では無いということを知っていただきたいです。

ずっと抱っこ出来ない子でもいいじゃないですか。

呼んでも直ぐに来ない子でもいいじゃないですか。

でも、それらを凌駕するくらいに柴犬には良いところもたくさんありますよね。

思い通りにならない、野性味溢れる部分も柴犬の魅力なのです。

何だか、ここ最近血が出るほど噛む柴犬の子犬が来ないんですよね。

人口が減っているから、柴犬も減っているのでしょうか?

それともUGに来ないで他に行ってしまってるんでしょうか?

柴犬の子犬で困っている飼い主の方がいたら、中目黒の駅前に柴犬好きな変な店長がいるよ、カウセリングだけでも受けてみたら?と教えてあげて欲しいです。

1歳を過ぎた成犬の子や、もし万が一店長のやり方が無理でも、長期で預かれる先輩を紹介できます。

何度も書きますが、柴犬は柴犬の性質を理解していて、結果を出しているプロに任せましょう。

誤解される柴犬が減りますように。

柴犬は日本が誇れる犬種なのですから。