前回の記事で、これからうまくお散歩に行けそうなかぐやと姫を紹介しましたが、3兄妹で桃太郎だけがお散歩に行けませんでした。
かぐやと姫はおそらく大丈夫で、桃太郎は怖がるだろうな・・と予想しながらリードを着けた瞬間、リードにかかるテンションにビックリして、それはそれはものすごい勢いで鳴く桃太郎(T_T)
落ち着かせようと、しばらく様子を見ましたが、全くパニックがおさまる気配がないので、無理をしすぎても逆効果になると考え、かぐやと姫だけでお散歩に行くことになりました。
かぐや達のお散歩から帰ってくると、ちょっと落ち着きを取り戻した桃太郎。
リードが嫌なら、リードは無しで外の世界だけを見るだけ、物音を聞かせるだけを体験させることにしました。
ぶるぶる震えているから、可哀想だからといって、子犬にチャレンジする機会を与えなければますます歩けなくなってしまいます。
別に歩かなくていい。
外の世界をその目で、耳で、肌で感じてもらえれば。
「どう?怖くないでしょ?」と話しかけたら、トコトコ私の足元にやってきて、足の間に隠れようとする桃太郎(笑)
お尻が隠れてないよ(*^^*)
とても優しく、繊細な桃太郎。
自信をもっと持ってもらいたい。
体の大きいかぐやと、気の強い姫がタッグを組むと、どうしても2対1で桃太郎の分が悪くなります。
遊べば遊ぶほど、結局はやられて自信を失うことの繰り返し。
ならば視点を変えて、成犬に桃太郎のお世話をお願いすることに。
子犬は遊びの中から、様々なことを学びます。
桃太郎は遊ぼうにも、遊ぶその瞬間にかぐやと姫に潰されてしまうので、遊び始めからいつやられるのかとビクビクしてしまっています。
その悪い流れを断ち切るために、落ち着いている成犬と過ごさせることにしました。
あまりはしゃぎすぎるとウー、と低い声で唸られて叱られますが、基本的には優しいので任せておけば安心です。
まずは冷静に落ち着いて過ごさせる。
ヴィオラは母親役。
小次郎は父親役。
そんな生活を数日間したところ、桃太郎は落ち着きを取り戻し、かぐやと姫と会わせたところ、きちんと嫌なものは嫌だ!!と意思表示できるようになっていました(^^)v
素晴らしい!!
やれば出来るんだよね(*´ー`*)
同じ犬種、同じ兄妹でも、ここまで違いがあります。
そして、自信を取り戻した桃太郎は再び散歩にチャレンジすることになるのです。
果たしてどうなるのか・・・
続く。