フレンチブルドッグの子犬の興奮を抑え、落ち着かせていく。

前回の記事で、りんちゃんがトイレを外してしまうのは興奮、緊張、不安の状態が大きいと書きました。

りんちゃんに初めて会ったときの印象はまるで弾丸のよう\(^^)/

もう、とにかく走って、走って、走りまくる!!

大興奮!!

興奮し、止まったかと思うとオシッコをする。

そしてまた走り回ることの繰り返し。

床が濡れるくらいに何回も何回もオシッコをしました。

とりあえずこの興奮を抑えることから始めます。

なぜ興奮するのか?

答えは簡単です。

子犬だからです。

そして、いつもと違う環境だからです。

子犬が持つ好奇心旺盛な特性、いつもと違う人、犬、場所、空気。

お家で家族と暮らし、ワクチンが終わるまではお家にいました。

でも、体と心は日々成長しています。

りんちゃんは「刺激」を求めていました。

お店に来ると、それはもう刺激だらけです(*^^*)

刺激に反応して大興奮しているのなら、それに慣らせばいいだけ。

りんちゃんの姿は数ヶ月前にお店にきたばかりのトラジの姿そのままでした。

トラジの記事はコチラ→保護犬のトラジとの激闘の日々。どんどんお利口になっています。

めちゃくちゃに走り回り、犬に人に飛びつき、トイレもしたいときにする。

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トラジにりんちゃんを任せることにしました。

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一緒にプロレスごっこをし、一緒にお水を飲む。

お家で1頭だけでは決して体験できない楽しい時間の始まりです(*^^*)

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とにかく、初日はずっとトラジと遊んでいました。

りんちゃんが満足するまで徹底的に付き合う。

りんちゃんの遊びたい、走りたい、齧りたい、プロレスごっこをしたい、ジャンプしたいというのは子犬が元々持っている本能です。

みんなが本来であれば通る道ですが、意外と子犬のうちにその経験が出来ていない犬が多いのが現実です。

りんちゃんのすさまじい勢いに、トラジはこちらの予想よりも早くギブアップ\(^^)/

ということは・・・

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トラジがダメなら子犬のリーダーのポメラニアンの小次郎の出番ですね。

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小次郎「うおー、トラジがやっと大人しくなってきたと思ったら、今度はなんだっ!!トラジ並みにしつこすぎるっ!!ミニトラジか!?ちきしょー、UGペットなめんなよ!!とことん付き合ってやらぁっ!!」

お店に来たばかりの暴走トラジを全身ミミズ腫れになりながら、ずっと相手をしてくれたのは小次郎です。

小次郎のおかげでトラジは落ち着いてきました。

小次郎の子守り再び。

あ、ちなみに小次郎はまだ販売している子です。

ケージにも入っていませんし、プライスカードもありませんが(笑)

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りんちゃんが調子に乗りすぎたら、きちんときつめに叱ります。

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子犬の頃に、散歩中に群れの和を乱し、ジャックに叱られていた小次郎が、今度は子犬の相手をし、叱る立場になりました(*´ー`*)

素敵です。

子犬は1頭では育ちません。

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小次郎「おいっ、トラジ!!ぼーっと見てないでお前も相手しろよ!!」

トラジ「なんかねー、ボク疲れたし飽きちゃったの。あとは小次郎兄ちゃんよろしくー。」

りんちゃん「ここは遊んでくれる相手がたくさん♪たのしー♪」

小次郎・トラジ「・・・・・・・ハハ、良かったね。疲れたでしょ?もう寝れば?まだ遊ぶの?そうですか・・。まだ遊びますか。」

りんちゃんが成長過程において求めていた刺激を与えまくる。

オシッコを失敗しても叱らない。

初日はただひたすら、走って、遊んで、オシッコをしてで終わりました。

2日目から、りんちゃんに急激な変化が。

次回に続く。