なんとー!!
前回のブログから半年も経ってしまいました😱
今日は雨の月曜日でお散歩に行けません。
最近、思う事があったのでブログに書き綴りたいと思います!!
店長さん、ブログはいつ書いてくれるんですか?とよく聞かれるのですが、書ける時に書きたくならないと書けません笑
インスタグラム、Facebookはほぼ毎日更新して、そこにもブログかよ?という位に長い投稿をしておりますので、ブログはあまり待たずにそちらをご覧いただければと思います!
ホームページから、アカウントなどが無くても見れます。
よろしくお願い致します。
本当はインスタグラムでコメント要望があった、去勢手術の記事を書こうと思ったのですが、それはまた今度にします。
さて、久しぶりのブログなので吠えまくろうかなと思います。
日々、カウンセリングをしているとビックリしたり、腹が立ったり、悲しくなったりします。
もちろん、感動する事もありますが。
最近のカウンセリングでは、見た瞬間にわかるくらいの強さの子犬を連れていらしたご夫婦。
お母さんの胸には小さな赤ちゃん。
お母さんの顔色はかなり悪いです。
この時点で店長は大体の流れがわかってしまい、思わず表情が曇ります。
話すと、ペットショップの営業トークに引っかかってしまったと。
飼いやすいですよ。と。
いやいやいや、臨月のお母さんいる家庭に子犬売る○カがいるのか?と店長は持ってるボールペンをへし折りたくなるくらいに怒りが込み上げてきました。
売れれば何でもいいのかおのれらは。
本当に同じ業界にいる者として恥ずかしいです。
子育てって大変ですよね?
育児ノイローゼになるお母さんっているわけで。
そして、UGにも毎日、毎日、カウンセリングや子犬を飼ったけれどこんなはずでは無かったと問い合わせが全国からきます。
子犬を飼うというのはそれくらいに大変なんです。
それを何だ?売り上げ伸ばせればこれ幸いと赤ちゃんの兄弟になりますよ?とか適当な事を言って、申し訳ないですがお客様もそれに乗っかってしまったわけです。
妊婦に子犬を勧めるなんて!と思っていたら、妊娠している女性は育てたいホルモンが出ているから、あえて狙って子犬や子猫を販売するところもあると聞き、唖然としました。
昼間はお父さんは仕事でおらず、新生児の赤ちゃんと泣き叫ぶ子犬に挟まれてノイローゼになるお母さん。
誰も得してねーじゃん。
子犬を飼うって、幸せになるために飼うわけで。
でも、勉強してから飼わないと、ただ飼ったら癒されるだの、もふもふを撫でまくりたいとかだけで飼うとこんなはずでは無かった。となる可能性はあるわけです。
この犬種は大人しいとか飼いやすいとか、そんなもんロボットじゃないんだから、大人しい子もいれば、活発な子もいるし、のんびり屋さんもいれば、神経質な子もいるわけです。
手がかからないのがいいなら、AIBOを買いなさいAIBOを!!
お客様にやるのかどうか、覚悟を問う店長。
お客様はやります。と仰ってくださいました。
今はしんどくても、辛くても1歳になった時にみんなが笑って、それこそ赤ちゃんが大きくなった横にその子が兄弟の様に寄り添っていたらこんなに嬉しい事はないですよね。
まだまだ書きたい事があります。
電話カウンセリングのお客様。
飼われているのは、マイナーな犬種ですが、頭が良くて活発と言われています。
勘違いして欲しくないのですが、頭が良いと言われている犬は決して楽に飼えるとか、飼いやすいと言うわけではありません。
犬種の中でも特に頭が良いと言われるボーダーコリーなんかも、体と心を満足させないと、勝手に自分で考え、動き出して、噛み付きや吠え、外ではバイクやランナーを追い掛けたり、犬を見ると殺気だったりする事も。
だから、ボーダーコリーの飼い主の方はアジリティやフリスビーとか、訓練競技会に参加したりしている方が多いですよね。
羊をまとめて追う仕事を現代では出来ないからこそ、考えさせて、飼い主と息を合わせるアジリティなんかは合っているのだろうなと思います。
話しは戻りますが、そのお客様はハイパーな子犬に手を焼き、叱る事が増えたそうです。
たまに街中のお散歩で、飼い主が一歩、歩くごとに飼い主のアキレス腱を噛むボーダーコリーを見ることがあります。
それは、普通のお散歩では満足出来ず、飼い主の足を噛むのが代償行為の様なものになっているわけです。
子犬が甘噛みしたり、吠えるのは特別な事ではありません。
ただ、行き過ぎた場合は辞めさせる必要も出てきます。
しかし、叱るのではなく、ヒステリックに怒る事にフォーカスする様になると、自然と飼い主と愛犬に緊張が増していきます。
それによってさらに関係性が悪化していって、負のループに突入していくことに…
そして、そのお客様はプロにお願いする事にしました。
言われた事は今後一切叱らないこと、興奮させないように週に2回、そのプロが来る以外はケージから出さず、ケージの置き場所もリビングから家族の見えない2階に移し、子供とも接触させない、目も合わせないようにと言われたそうです。
もうね、それを聞いた時に店長は持ってる携帯電話をへし折りたい衝動に駆られましたよ!!
なんだそりゃ?
某イス○ム国の軟禁か?
頭が良く、運動が大好きな犬種を週に2回しか出すなだと?
どういう意味ですか?とお客様に聞くと、落ち着かせるためだと。
ふー………
落ち着け、落ち着くんだ高橋。
完璧なトレーニングはありませんし、不完全なトレーニングもありません。
恐らくですが、そういうトレーニングが効く個体もいるでしょう。
それは、ハウストレーニングなどもせずにフリーにし放題のわがまま放題で、「過度な攻撃性」が無い子の場合は心がへし折れて上手くいくかもしれませんね。
今まで自由にしていた子がケージに入れられ、目も合わなくなって、それこそ存在が無いものとされるわけですから。
週に2回しか出してもらえなくなれば、その子は飼い主に懇願するでしょう。
「お願いします。言う事聞きますからここから出して下さい。」と。
それを一切叱らない優しいトレーニングと言われても、私は全く優しいとは思わないです。
虐待ですよ、海外だったら。
ずっとケージに入れるのはネグレクトと変わらない。
しかも、知的欲求、身体的欲求が高い犬種にそんな事をするだなんて。
犬を勉強してからプロになれバカタレ!!
お客様がもしそのままいっていたらどうなっていたのか?
ロボットの様に大人しいのが欲しいならAIBOを買いなさい、AIBOを!!
犬は心があるんです。
人ではないけれど、家族なんです。
柴犬の噛み付きがクローズアップされたのはなぜだかわかりますか?
ほんの昔までは、柴犬は外で繋がれて番犬として飼われていたわけです。
孤独に耐えうるメンタリティを持つサムライ。
甘噛みの時期や社会化なんてどうでもいい時代です。
むしろ、セキュリティ会社なんて無い時代ですから、家族以外の知らない人が敷地内に入ってきたら、吠えて、噛み付いても許された時代。
しかし、近年柴犬が室内で飼われる事が当たり前になり、昔は気にしていなかった子犬特有の甘噛みや、社会化が難しいと問題になってきただけです。
言葉は悪いですが、犬畜生から犬は家族になり、昔は何かしたら怖いゲンコツ親父が問答無用で鉄拳制裁してボコボコにしていました。
今は令和の時代です。
しかし、柴犬の本質は変わっていないのです。
柴犬はほとんど改良されていない犬種で、ある説ではオオカミに一番近い犬種とも言われています。
繁殖や、その子の性格で物凄く大人しくて、朗らかな柴犬がいるのはもちろんわかってます。
でも、バリッバリの昭和の番犬みたいな柴犬ももちろんたくさんいるのです。
SNSを開けばお利口さんな柴犬ばかり。
自分の腕を見れば愛犬の柴犬の子犬に滅多噛みされて切り傷やアザだらけ。
プロにお願いしても、叱らないでくださいと言われる。
最近、「叱ってはいけない」という事にプレッシャーを感じている飼い主の方が多いです。
その子によりますが、叱っていいんですよ!!
ダメなものはダメなのです。
何がストレスだ、何がトラウマだ!
1週間に2回しか外に出れない方がトラウマじゃーっ!!
最初は良かったけれど、おやつが効かなくなったら何も言う事を聞かないどころか触れなくなってしまった。
プロも柴犬はそういう犬種なのです。となぜか放り出され、うちに来る柴犬のお客様はたくさんいます。
偉そうに書いていますが、私が直せない子犬や個体もたくさんいます。
でも、私はその時はお客様にすみません、私では難しいです。と謝って、私よりもその子に向いているであろうプロを紹介しています。
1週間で全ての子犬はお利口さんにはならないです。
成犬どころか、6ヶ月すぎでも1週間では難しい場合もあります。
また脱線してしまいましたが、そのプロはマイナーなその犬種をやった事がないのであれば、やらずに断るとか、他のトレーナーさんを紹介するとか、アジリティを教えてくれるトレーナーさんを紹介するとかするべきだったのかなと。
私がトレーナーと名乗らないのは、何かに縛られたり、型にハマるのが好きでは無いからです。
でも、勉強はしまくっていて、子犬もたくさん扱い、育てながら販売していた実績はありますので、正直なりたてのトレーナーさんに負けるとは思ってないです。
本当にこの業界はもっと頑張らないとダメですね。
お客様があるホームセンターに行ったら、コロナで子犬は引く手あまたで、価格はコロナ前の3倍くらいになっているんだ。と鼻高々で力説されたそうです。
でも、子犬って命なんでね。
高いブランドのバッグとか洋服は返品したり、転売出来たりしますが、子犬とかはそうはいきませんよね?
日本人、真面目で誠実な民族だと思ってます。
もっと勉強して欲しい。
もっとやれるはずだと思ってます。
「KAWAII」は外国にも通じる言葉らしいですが、可愛いよりも先に責任があります。
そして、わからない初心者の飼い主にこそ、教育をしなければいけないのに、やれお散歩はいりませんよとかたわけた接客で販売している。
もっとやれるはずなんです。
事実、日本の犬猫の殺処分はどんどん減ってきています。
でも、最近ではコロナ禍で簡単に飼って手放されているケースも多いと聞きます。
私はこれからも、めんどくさい奴とか言われても吠え続けます。
犬を飼った全ての人が幸せになって欲しい。
泣きながらカウンセリングに来るお客様を見たくないんです。
それでも、法律が変わらない限り生体販売は無くなりませんし、この流れは大きくは変わらないでしょう。
でも、やれると信じたいです。
昨日、InstagramでYouTubeやろうかな?みたいに書きましたが、直ぐに炎上すると思うのでやりません笑
でも、ブログでは吠え続けたいと思います。
いつもブログやSNSをご覧くださりありがとうございます。