店長の愛犬のジャックラッセルテリアのロイスが先日1歳になり、今月でロイスを飼い始めてから1年が経ちました。
ロイスを生後3か月で迎えてから今日まで本当に濃い時間でした。
ど緊張でブリーダーさんの所にお邪魔したこと、
これから長い時間を共に過ごす相棒を、可愛い子犬たちの中から3時間どの子にするか悩んだ事。
タフそうで、そこにいるどの子よりも大きく、強そうな性格と目をしていて、
イタリアから来日中のお父さんのウリッセを見て、
お父さんそっくりの頑丈そうな体躯と強い目を見てロイスに決めました。
まるで映画のグレムリンに出てくるモグワイのような超絶可愛い子犬。
生後3か月まではブリーダーさんの群れの中で過ごし、
社会化を進めながらスクスクと育ちました。
お迎えの日。
初日から今を想像させるやんちゃさはありました笑
すぐにUGの群れに合流させました。
強いロイスを選んだのは、社会化お泊りに来る子達の良き遊び相手、成長したら良き先輩となってみんなを引っ張る存在になって欲しいと思ったからです。
親代わりのなっぱ先輩とご挨拶。
お散歩もすぐに行き始めました。
大所帯のケネルから環境が変わって、不安からの吠えが最初はありましたが、成長と共に良くなっていきました。
これまた親代わりのトイプードルのジーニーにも可愛がられ、
あっという間にたくさんの仲間や友達が出来ました♪
社会化お泊りに来る子達はロイスと共に成長していきました。
運動神経、運動欲求は凄いですが、予想よりは大変ではなかったです。
例えば、雨の日でお散歩に行けなくてもぎゃん吠えするとかは無く、それは意外でした。
コーギーのジャックの時は雨だろうが、雪でも毎日、散歩は欠かせなかったので。
生後6か月を過ぎると、自分は群れの一員であると理解し、私の補佐として働くという意識が生まれ始めました。
しかし、それでもまだ子犬のロイスは遊びたい盛りでもあり、1歳を過ぎた今でも、家の中では足は上げませんが、外やUGでは足を上げてオシッコするなど、オスとしての目覚めもハッキリと感じることは出来ました。
これはきちんとしないといけないな。という時は厳しくしました。
厳しいだけではロイスも息が詰まります。
そんな時は休みの日などは色んな所に連れて行きました。
海や川や山など。
ロイスは洋服なども最初から全く気にせず、嫌がらないのでそれは嬉しかったですね。
でも、独自のこだわりというか、警戒心もあって、未だにそうですが夜に家への帰り道に朝無かった自転車などを見ると、ねぇ朝あんなの無かったよね?と進まなくなったり、朝には無かった夜に出されているゴミ袋に、あれなに?朝あそこにあんなの無かった!となることがあり、よく見てるなぁ♪と感心し、バイクや車のシートが風でバタバタするのが苦手なのも、コーギーのジャックも同じく苦手だったなー笑と、色んな事を懐かしいなぁと思い出しながら、ロイスが納得して進むまで、私はニヤニヤしながら待つようにしていました笑
ロイス、慣れろ笑!!
お客様や友達から洋服やロングリードをプレゼントしてもらったり、
胸が深いからか、なぜかフレンチブルドッグのボルドーの洋服がぶかぶかではあるけれど着せることが出来てうれしかったり。
ボルドーの分まで楽しんでいるように思いました。
クリスマスには変な被り物をさせられ、
冷めた目で飼い主を見つめるロイスさん笑
あー、可愛い。
笑うしかないww
2021年の年明けはお里のブリーダーさんの所にお邪魔して思いっきり遊ばせていただきました。
こんな広いドッグラン欲しいなぁ。
ぎゅうぎゅう詰めにケージに押し込まれて、お散歩どころか日向ぼっこすらしたことがない母犬から子犬が産まれることもあるパピーミルとは違って、伸び伸びと育つことが出来るモンアムールの子犬達は本当に幸せです。
でも、本当はこれが当たり前にならないといけないのですが、ここまでやっているシリアスブリーダーは日本でもごくわずかです。
帰れる場所があるって幸せだなと改めて感じた日でした♪
みんなと広いドッグランにも行きました!
犬も飼い主も幸せ。
またみんなで遊ぼうね。
この時のお出かけでは、車で待機する時間があったりしましたが、一切吠えることなく待てるようになっていました。
ていうか、車で吠えたことは最初からないかも?
時には大きなお友達に吹き飛ばされながらも、
仲良く遊び、
休みの日はフリーダムッ!!
私は走っている犬が好きです。
その後に満足してぶっ倒れて寝る姿を見るのが好きです。
その寝顔を見ると、犬を飼って良かった、ロイスを飼って良かった、ジャックラッセルテリアを飼って良かった!元気な犬を飼って良かった!!と思います。
最高。
先輩、同級生、後輩。
みんなと仲良し。
同じお里で、ロイスと一カ月違いの妹分のLanaは一番仲良しかも!?
テンション高いww
おもちゃも、
譲ってあげるほど笑
またロイスと遊んでね♪
春。
間もなく1歳。
仕上げとして、ここから散歩の量をさらに増やすことに。
1歳まではやれることをやる。
ロイスの親代わりのジーニーが卒業し、
バトンタッチをして名実ともに群れのリーダーに。
そして1歳を迎え、
体はウリッセ父さんよりも恐らく大きくなって感無量の私。
部屋でも落ち着く様になり、
でも、外に出れば爆発してくれるという目指していた感じに成長してくれました。
先日は飼い主共にカヤックデビューをしました。
自然を共に感じて楽しむ。
最高でした。
普通に泳いでました。
こういう時に物怖じしない性格はいいですね♪
水面に見えるお魚の大群を追っていました笑
うん、捕まえられないと思うよ。
昨日からは、同じお里で、ロイスとお母さんが同じうなくんが来てくれました。
ハイパーですが、やはりロイスを飼い始めた時に味わった驚きをまた味わいました。
その場にあっさりと溶け込むうなくん。
とにかく視野が広く、子犬なのにそこまで見ているのか!?と思うくらい。
とにかくレベルが違うんですよね。
頭が良すぎて逆に持て余すこともあり得るくらいに。
ロイスがUGでジーニーを始め、色んな子に支えられて成長したように、うなくんもそうなって欲しいなと願うばかりです♪
シリアスブリーダーから子犬を迎える事はアフターケアもしっかりしており、病気やしつけの面でもこんなハズは無かったというイレギュラーが起きにくいです。
ただ単にジャックラッセルテリアというのでは無く、交配した意味や歴史がきちんとあるからです。
それくらい、血統というのは大切なんです。
昨日、うなくんを見て、ロイスとの血の繋がり、お父さんは違うけれど、2頭共そっくりなので、どちらもお母さんのラニちゃんに似てるんだなーという事がわかりました。
最後に、ジャックラッセルテリア、いや、個体差はあるかもしれないので、あくまでもロイスを飼ってみて個人的に感じた良かった事、悪かった事を挙げてみたいと思います。
良かった点。
*頭が良い。
こんなに頭が良いとは思いませんでした。
でも、何でもかんでも言うことを聞くわけではなく、自分があり、納得しないとやらなかったりします。
考える力があるというか、地頭が良いなと飼ってみて驚きました。
*イタズラをしない。
家でイタズラをされた事がないです。
コーギーのジャックの子犬の頃はちょっと目を離したら本をビリビリにされたり、部屋を齧られたりしましたが、ロイスは一切そういうのは無かったのは意外でした。
おもちゃがあれば、おもちゃだけでしか遊びません。
本当に素晴らしい!!
*とにかく可愛い。
明るく、強くて、自分を持っており、顔も性格も可愛い!!
*頑丈である。
コーギーのジャックとフレンチブルドッグのボルドーは関節などに不安が多かったです。
ヘルニアの心配などがありました。
その点でもジャックラッセルテリアは犬らしいフォルムなのでその点では安心して、一緒にアウトドアをしたいという願望を叶えてくれるピッタリの犬種だなと思いました。
でも、運動能力の高さにはビックリします笑
ジャンプ力とか凄いです♪
*毛が抜けない。
以前に飼っていたコーギーのジャックはエンドレスで毛が抜けて、フレンチブルドッグのボルドーも何気にパラパラと毛が抜けました。
ロイスもトリミング前で毛が伸びた時は多少、毛が抜けるかな?と思う時もありますが、基本的にはほとんど抜け毛は気になりません。
次に悪かった点。
悪かった所はほとんど無いですね。
あ、強い子には反応するので、そこは注意しますね。
でも、それは最初から強いロイスを選んだので当たり前です。
コーギーのジャックもフレンチブルドッグのボルドーも強いオスだったのでそこは想定内でした。
飼い主である私が気を付ければいいだけです。
あと、おもちゃやボールに目が無くて、我を忘れる所もちょっと困りますが、外でボール投げで遊ぶ子が欲しかったので欠点にはならないかなーと。
おじいちゃん犬になっても、コーギーのジャックみたいにボール命であって欲しいです。
抜け毛が無いかわりに、プロによるトリミングが必要で、プラッキングと言ってテリアは毛を抜くので、それのトリミング代がかかるのは前の子達には無かったですかね。
先輩のお店にお願いしているのですが、出来上がるのを待つ時間が結構好きだったりします。
こうやって、UGのお客様もどんな出来上がりになるかなー?とワクワクしているのだろうなと初めて知りました♪
毎回、仕上がりや毛質が変わっていくのを見るのはとても面白いです。
テリアの毛のお手入れはトリマーなら誰でも出来るわけではなく、専門的知識と勉強が必要です。
プロの技術を毎回、感じます♪
こうやって改めて思うとロイスは欠点らしい欠点はほとんど無いですね。
親バカかもしれませんが笑
飼い始めの頃は、留守番が出来なくて吠えたり、分離不安でうんち踏みまくったり、人の話し聞いてますかー??と耳元で叫びたくなるくらいに興奮すると我を忘れてしまったりして、こんなんで大丈夫なのかな?と思う時もありましたが、それよりもやはりモンアムールジャックを飼ったのだから大丈夫。という安心感の方が強かったです。
それくらいに凄いブリーダーさんから譲っていただいたので。
業界の先輩としても、いち愛犬家としても、あそこまでこだわり抜く人を私は知りません。
もちろん、子犬は機械では無いですから、絶対に病気が出ない!なんてことは言えません。
生き物ですから。
コーギーのジャック、フレンチブルドッグのボルドーの次は心身ともに頑丈な子犬を飼うんだ。と思いました。
最高のロイスを譲っていただいて、モンアムールの見市さん、露木さん、スタッフの皆様本当にありがとうございます。
ボルドーを失って、ポッカリ穴が開いた状態で出会った、堂々とした体躯のウリッセ父ちゃんを見て、強そうなこの子の子犬が欲しい、と心に火がつき、最後の決め手はウリッセ父ちゃんに頭部や体躯が1番似ているロイスを選びました。
ウリッセ父ちゃんありがとうございます。
シュプリームドッグというドッグショーを勝ちまくったという凄いジャックラッセルテリアで美形のラニ母ちゃん、丈夫なロイスを産んでくれてありがとうございます。
ジャックラッセルテリアを飼いたいと思って、この記事に辿り着いた方やうちのお客様で2頭目にジャックラッセルテリアを考えているお客様には是非ともモンアムールのジャックラッセルテリアをお勧めします。
ジャックラッセルテリアは飼いにくい。と言われることがあって、個人的にもどうなのかな?と思っていましたが、モンアムールジャックに関して、それは無いなとロイスを飼って思いました。
それでも、下手な幻想を抱かず、子犬のうちはハウストレーニングなどの最低限のトレーニングをするのは必須です。
何もトレーニングせずに甘やかして育て、制御できなくなったらそれは恐らく、飼い主にも問題はあると思います。
頭が良いからこそ学習させることも大切かなと。
いつか、店長のブログを見てモンアムールからジャックラッセルテリアを迎えました!と言われる日がきたら嬉しいですね。
モンアムールは最愛の人というような意味があるそうです。
ロイスは間違いなく私にとってそういう存在です。
ロイスありがとう。
これからもよろしく。