高齢化社会と犬を飼う事について。

一昨日、インスタグラムに投稿した記事が現在で4万6000Viewを超えています。

動画はバズりやすく、拡がりやすいので、今まで数10万再生いった事はありますが、通常の写真と文章だけでこれだけ読まれたのは恐らく初めてのような気がします。

それだけ皆様が関心があり、なおかつ他人事ではない、明日は我が身だと感じたのだと思います。

投稿直後、色んな方から連絡をいただきました。

それくらい反響があった一昨日のインスタグラムの記事を今一度、新たな補足も加えて紹介したいと思います。

↓↓↓

これからこういう話しは増えてくると思います。

本日、最後のカウンセリングのお客様。

ご実家の両親が飼われている愛犬についての相談でした。

ご両親ともに体調が悪く、お客様が引き取るかもしれないのですが、ガウったり、トイレ問題などがあるとのこと。

そのわんこも高齢。

同じ犬種を飼っていたのに、前に飼っていた子達と全く性質が違うと。

これはUGで何百回も聞いてきた話しです。

前の子はこんなんじゃなかった!どうしてですか?
どうしてってシンプルに生まれつきのリーダー気質だったり、強かったりで、甘やかすと手に負えなくなるタイプはたくさんいます。

今日相談されたその子も恐らくはそのタイプ。

その子が変わるのも時間がかかるし、お客様もそういうタイプの子と暮らすにあたって、勉強しないといけません。

お客様は離れた実家に通ってお世話をしていると…
抱っこしようとするだけで噛まれるので、お散歩も出来ない状態で、できることなら今日にでもお預けしたいです。とお客様。

しかし、先程ストーリーズにあげたあの子犬ちゃんが数日後にきます。

その子と被らないようにすると、預かりをするとしても年明けからになってしまいます…

いやいや年内にどうにかせねば。どうしよう…

そして、何より話しを聞く限りでは、UGの1週間の預かりでは相談内容ではほんの触りくらいしか出来ないはず。
犬自体が高齢なのと、とにかく自由に暮らしていて、基礎トレーニングみたいなのは全く無い状態で、とてもではありませんが、時間が足りないのです。

でも、お客様がお世話に行く時以外はその子はお家でひとりぼっちなのです。

そんなのダメだ。こんな寒い中ひとりぼっちだなんて。

直ぐになんとかしないと。

費用的な問題もあります。

お客様に長期で預かってくれる先輩を紹介する事にしました。

先輩に電話して、触ると噛み付いてくる状態で、恐らくお客様は触れないと話すと「わかった。触れない子なら、私がそのお家まで迎えに行く。」と仰ってくれて、直ぐに対応してくれる事になりました。

嬉しすぎて泣きそうになりました。

お客様に折り返し電話して、もう大丈夫ですよ。と連絡するとホッとして泣いてらっしゃいました。

店長の周りには本当に犬が好きで、頼りになる先輩がいます。

本当に感謝です。

高齢化社会、経済不況などで、突然犬を飼えなくなる、手放さなければいけなくなるケースはこれからどんどん増えてくるのかなと思います。

SNSなんかを見てると簡単に手放すクソ…やめときましょう、捨てる人がいますよね。

でも、今日みたいに正直これから飼うとなってもめちゃくちゃ大変だけれど、それでも絶対にどうにかして人も犬も幸せになる!と思ってくださる方もいる訳です。

お客様にとってはご両親が大切にしていた子でもある訳で。

今回の先輩とは違う先輩からは、なんでこんなにトレーニングの子を紹介してくれるの?

高橋くんのところのお客様減って、売上減らないの?とか言われたりもしますが、紹介してお客様とその愛犬が笑顔になるならそれで良くないですか?

オープン当初はそれこそ戦闘民族かよってくらいにピリピリして、プロである以上は誰にも負けたくねえ!みたいな、他のトレーナーはライバルだ!みたいな感じでしたが、今は直せるプロがいればそこにお願いすればいんじゃね!?という感じです。

全ての犬を直す事は私はできないので。

1人で直せる数は微々たるものですが、直せるプロがたくさん増えれば、幸せになる飼い主様とその愛犬も増える訳ですからね。

適材適所。

自分を卑下してる訳ではなく、UGのお客様でも他のプロが直せなくて、UGに来て良くなってる子もたくさんいるので自信はあります。

それぞれのプロが、目の前で自分がやれる事をコツコツとやっていけば良いと思うのです。

最後に、投稿した写真は、先日撮影で使った大きめサークルなのですが、撮影用で買って、終わったら用途が無いと聞き、貧乏性な店長は、こんな立派なサークル廃棄するくらいならください!もったいない!と引き取ったのは良いものの、ロイス坊っちゃんには既に充分大きなハウスがあり、もらっちまったがどうすっかなこれ…と部屋のど真ん中に数カ月鎮座しておりました。

しかし、あのサークルはこの日のためにあったのです。

お客様に再び連絡して、その子がトレーニングから帰って実家からお客様のお家に来る時に、このサークル使いませんか?と提案すると、なんでそこまでしてくださるんですか?と喜んでくださいました。

お客様が一生懸命だから、店長も一生懸命応えたくなるのです。

こうしてカウンセリングで繋がったのも何かのご縁だと思っています。

お客様もあの子もきっと大丈夫。

今日からスタートで大変な事もあるでしょう。

ですが、こういう日があるからUGで働いていて良かった!と心が燃えるんですよね。

己の責務を全うする。

1年後に、お客様とあの子の笑顔が見れると信じて😊

と言う記事でした。

UGの社会化お泊まり、合宿は基本的に7泊8日のお泊まりで、カウンセリングをしているととてもその期間では難しく、もっと時間が必要なケースがあります。

この社会化お泊まりを始めたばかりの時は、直るかな?ギリギリだなと思っても、自分がやるしかねえ!とお預かりして、上手くいく場合もあれば、失敗してお客様に怒られたり、クレームになったりすることもありました。

しかし、今まで5000件を超える膨大なカウンセリングから、最近では店長のやり方で直せるかどうかはカウンセリングの時点で判断できるようになってきました。

その時は正直に私のやり方では1週間では難しいです。もっと長期でトレーニングしてくれる先輩を紹介したいのですが。とお客様に提案します。

ただ、UGでもいけそうだけど、長期の方のが良いのか…と迷う場合はお客様と相談します。

噛まれても、UGまで来て直したい!一緒に暮らしていきたい!というお客様は皆様、真剣な方ばかりです。

1週間でも離れるのがキツいのに、1ヶ月とかは耐えられない。と泣かれると、グレーゾーンのお客様はまずはUGでやってみる事もあります。

今回のケースはもう基礎の基礎から高齢の子がトイレトレーニング、触らせることかは始めなければいけないので、リハビリみたいな感じで無理せず、ゆっくりとやっていく必要があり、それを理解してくれて、トレーニングしてくださる先輩に任せられるので良かったです。

昨夜、お客様立ち会いの元、その子は無事に先輩のお迎えからお店に行けました。

まずはお店に慣れる事から始めて、お客様もお店に通って、それこそ普通に抱っこできるように、触れる様にこれから何度も練習していかないといけません。

費用も時間もかかりますが、お客様にとってはご両親が愛した大切な命なのです。

昨日、店長も部屋にあった大きなサークルをお客様のお家に送る手配をしました。

撮影で何度も組み立て、分解を繰り返していたので、部品はきちんとあるか?確認していると、なにやら謎の棒らしきものが。

説明書を見ると、なるほど!と

足を上げておしっこする子用のトイレにさして使う棒でした。

サークルで外側に向けておしっこする男の子なんかは、トイレの真ん中にペットボトルにトイレシートを巻いて置くとそこにしやすくなりますよ、なんてアドバイスをしたりしていましたが、今はこんな便利なものが標準でついてるんですねぇ。

メッシュタイプのトイレトレーが出てきた時もこれは革命だ!とビックリしましたが、これもビックリしました。

今まで、その子は、実家では何ヶ所かは決まっているものの、割と自由にマーキングしていたようで、こうした使いやすいトイレで、トイレを覚えてくれたらいいなぁと思いました。

とりあえず、お客様は遠く離れた実家に仕事をしながらの合間にお世話に通わなくてよくなり、ご両親がいなくなって、ひとりぼっちになる事が多かったその子も、トレーニングなど大変な事はあるかもしれませんが、孤独では無くなりました。

本当に良かったです。

ご心配、応援してくださった皆様、ありがとうございました。

昨日も心配して連絡をとっていたUGのお客様とやり取りしていて、今は全く大丈夫だけれど、最初にUGに来た時は触るたびにマジ噛み、血まみれでどうしよう。と自分も思っていたので気持ちが痛いほどわかります。というのを見て、本当にそうなんだよなぁと。

今はオフ会とかお店で笑っていますが、最初は抱っこするどころか触れなかったりしていた子達がたくさんいるけど、今は幸せに暮らしてるんだよな。と思うとまた泣けてきて。

普通に暮らすのって実は凄いことなんですよね。

UGっ子は欠点がある子も多いけれど、人間だって完璧な人間なんていやしないです。

そこも含めて受け入れて愛する。

それでも満足出来ない飼い主は努力するしかないです。

もっとより掘り下げて犬を勉強、理解し、飼い主も成長してトレーニングしないといけません。

でも、日常的に毎日、しっかりとトレーニングし続けられる飼い主ってそんなにいないんですよね。

仕事に追われ、子育てに追われ、家事に追われ、お散歩だけはやるけどそれで手一杯みたいな。

忙しいお客様が多いです。

SNSを見れば意識高い系の人が、フードやらトレーニングやら色々意見を言って、それを読んでまた凹む方も多いのではないかなと思います。

犬を楽しんで飼ったはずなのに、なにか最近の犬界隈は息苦しさを感じるのです。

それだけ意識が高い方が多いのでしょうが、トレーニングと同じでみんながそんなにできないです。

なので、店長はお客様と話す時はどこを妥協点にするか?を話します。

それぞれのご家庭、飼い主によって求めていることが違いますからね。

でも、やる事をやってないのに、お客様の理想が高い場合はきっちりと話しします。

犬だけのせいにするのはおかしいですよと。

なので、あともう少しなんだよなー。でも、きっちりやらないといけないなというお客様をやり方の違う先輩に紹介したところ、店長が甘い部分の基礎トレーニングをきっちり先輩が埋めてくださり、見違える様になった子達が今年はたくさんいて、本当に嬉しかったです。

店長は昔から強要されるのが大嫌いで、犬相手でも明らかに求めてないよなと判断したら無理強いは基本的にしないです。

自分がやられたら嫌だから。

店長が初めて自分のみの責任で飼ったコーギーのジャックの時はそれはもうバッチバチにトレーニングしてました。

水を得た魚のように吸収していくコーギーの特性、性質にどハマりして。

自分はスゲーと勘違いして笑

でも、犬との暮らしを本当の意味で楽しんでいたか?と言われると恐らくそうでもなくて、ジャックは常にみんなのお手本にならないといけない、優等生でなければいけないみたいなプレッシャーがあった様に思います。

でも、それを破壊してくれたのが2頭目のフレンチブルドッグのボルドーでした。

コーギーとは真逆の性質。

トレーニングってうめーのか?みたいな感じ笑

最初はイラつき、コーギーのジャックと比べたりしましたが、フレンチブルドッグにはコーギーに無い良さがありました。

駆け引きの無いピュアな愛。

コーギーは頭が切れる分、常に考えて行動するので、細かい駆け引きがあったりします。

かたや、フレンチブルドッグのボルドーは何も考えてませんw

裏表が無い。

そこで初めて、店長は親バカという感情を知ることになりました。

ボーちゃんは店長がいないと生きていけないんだよね❤️大丈夫、とーちゃんがいるぞ!!みたいな笑

頭でっかちの店長の価値観を変えてくれたボルドーがいなければ今の店長はいないでしょう。

1頭目のコーギーは大手ペットショップで残っていた子(詳しくは初期のブログをご覧ください)、2頭目のフレンチブルドッグはその当時のお客様が流行っているフレンチブルドッグの子犬を産ませたら、高く買い取ってあげるよ!と産ませたはよいものの、ブリーダーと揉めて、うちのお店で引き取る事になったうちの1頭。

ボルドーが亡くなった後に、やはり子犬を迎えたい。と思った時に、3頭目はジャックラッセルテリアのトップブリーダーであるモンアムール犬舎の見市さんを先輩から紹介していただきました。

店長が最初に社会人になって、基礎を教えてくれた師匠が言っていた、子犬を迎えるならシリアスブリーダーから迎える事。を言われてから20年後に実行に移す事ができました。

ロイス坊っちゃんはまたコーギーとは違う天才ですが、自分はかなり持っています。

訓練すれば?とか言われるのですが、コーギーのジャックならやっていたかもですが、ロイスではやる気は無いですね。

おっさんになった店長がロイスとしたい事は、時間があるなら自然と触れ合うこと。

月に一度のオフ会もそうですが、休みの日に誰もいない時間帯の平日の多摩川で過ごす時間は何事にも代えがたい幸せな時間です。

日本人はもっと犬を飼う前に勉強した方がいいです。

見た目の可愛らしさだけでなく、欲しい犬種がどういう性質なのか?

飼い主と犬との相性はあります。

店長がお客様にカウンセリングなどで話す事は、こんなはずじゃなかった!というお客様に、まずはその犬種の特性を話して、お客様からするととんでもない行動でもその犬種ではあるあるだったりしますし、同じ犬種でも1頭目は大人しくて、2頭目はとんでもねえのが来た!なんてのも全然あり得る訳です。

子犬はロボットと違ってそれぞれに個体差があるから。

なので、犬を迎えるのであれば血統を大切に、その犬種のスタンダードを大切にしたブリーダーから子犬を迎えるのがこんなはずでは無かったが起こりにくいと思います。

一度、家族に迎えたら10年以上付き合う家族になるわけですから。

きちんとしたブリーダーさんは、飼った後のアフターケアもきちんとしていますし、ロイスは帰れる場所があります。

それはとても幸せな事ですよね。

なんか、話しがとっ散らかってしまいましたが、今夜はそんな尊敬しているブリーダーさんや尊敬している先輩達と久しぶりにお会いできる忘年会です。

先輩達は皆様、セミナーなどをしている凄いオーナーさん達で、私だけ雇われ店長ですが、雇われでも頑張りが認められているということだと自分に言い聞かせております。

ご飯会ですが、毎回勉強になるお話しばかりで、とても楽しいのです。

セミナーを聞いてるみたいな。

犬の勉強に終わりはありません。

お客様のお役に立てる様に、これからも勉強し続けます。

さて、楽しみ過ぎる忘年会に行ってきます!

美味しいご飯食べながら勉強になるなんて最高です。

人とのご縁、周りの方々に感謝です。。