今日は東京も夕方から夜にかけて雪が降るということで、とても冷え込んだ1日となりそうです。
こんな寒い日が続き、お客様からも、最近愛犬、愛猫の調子が悪いという相談が非常に増えています。
先日、紹介したシベリアンハスキーのレベッカのように厚いダブルコート(二重毛)を持った犬種は寒さに強い(柴犬やコーギーなどもダブルコートですね)です。
室内の小型犬や、ある程度体が大きくても私の愛犬のフレンチブルドッグのように、極短毛の犬種は何らかの寒さ対策をしてあげた方が良いかと思います。
一番簡単なのは、エアコンで室温そのものを上げる方法です。
火を使わず、いたずらをされる危険性も地べたに置くものよりは低いです。
欠点は電気代がかかることでしょうか?
ファンヒーターなどもいいと思いますが、熱風が出るところにドンと構えてしまう犬もいるので、柵などで周りを囲った方が安全です。
ホットカーペットなどもいいと思いますが、最近の暖房器具はその上にずっといたり、寝てしまったりで、知らないうちに低温やけどなどになるのを防ぐために8時間など、ある程度の時間が経つと、自動的にスイッチが切れるようになっています。
一番、冷え込む明け方にスイッチが切れないようにする、または切れる頃にタイマーでエアコンなどを入れるなどの工夫が必要かもしれません。
子犬の頃のポメの小次郎のようにスッポリと布団にくるまって暖をとれればいいのですが、そんなに上手くはいかないと思いますので、暖かい素材を使った冬用のベッドにしたり、
個人的に一番手軽で、簡単かなと思うのは、ペット用のパネルヒーターを使用することでしょうか。
トイプードルのみやびの下に見えるブルーのものがヒーターです。
色んなメーカーから出されており、大体は片面が低温、もう片面が高温になっています。
低温は日中や、成犬などに、高温は冷え込む夜や明け方、寒さに弱い子犬などに。
その場や、その子に合わせて臨機応変に使いわけましょう。
電気代はメーカーやサイズによって異なりますが、エアコンなどに比べるとかなり安いです。
ペット用ヒーターで気をつけることは、コンセントに差して電気を使いますので、コードを噛ませないようにすることです。
本体に近いところは樹脂や金属でカバーされていることが多いのですが、全てがカバーで覆われているわけではないので、噛んでいたずらなどをしないように注意が必要です。
後は、先ほどもあげましたが、低温やけどに注意することでしょうか。
サークルやケージなどで使用する際には、少し小さめのヒーターを選び、犬猫が暑いと感じたならば、逃げれるようなスペースを設けるか、低温にしましょう。
寝たきりのシニアも注意してください。
電気を使うのは怖い、という場合には、写真のような屋根付きベッドは保温力も高くオススメです。
屋根を潰して寝てしまう場合もたまに聞きますが(^_^;)
また、潜り込めるようになっているベッドや、熱を反射し、体を温める素材が使われているベッドなどもあります♪
潜り込むといえば、今はペット用のこたつもたまに見かけますね(笑)
安全性、電気代など、それぞれのお家、ペットに合わせて上手く暖房器具をお選び頂ければと思います(*^^*)