本気噛みの生後3か月柴犬の子犬のその後。

昨年の2月に社会化お泊りできた黒柴の子犬のくろ吉くん。

その時はまだ生後3か月。

お母さんの腕は穴ぼこだらけでしたが、店長は余裕でした。

だって生後3か月ですからね。

早く連れて来てくださってありがとうございます♪って感じでした。

でも、その認識が甘かったことをすぐに思い知ることになるのです。

来て早々、トイレシーツをボロボロにしてくれたくろ吉さんww

そんなのは子犬なのでどうでもいいのですが、触れない。

とにかく抱っこどころか触ろうとするだけで本気噛み。

???おかしいな。

そしてまたアプローチするも滅多噛みされる店長。

なんだこれ??

柴犬に慣れている店長ですら3日くらいまともに触れませんでした。

その時は黒柴が3頭連続で来ていて、苦戦しまくって、黒柴って一体・・・と店長の心はバッキバキにへし折られてました。

それでも、群れでの刺激と、

お散歩での刺激とパワーの発散と開放を続け、

お迎えの日には、「触れるようになってる!!」

お母さんも「抱っこできるようになってる!!」と喜んでいただいたものの、店長には危機感と敗北感しかなく、「これではい、終わりです。とはいかないと思います。出来たら1歳までは通ってもらっていいですか?」とお願いしました。

そこから月に一度のペースでホテルとシャンプーで通ってもらい、

先輩や友達に囲まれ、

先日、InstagramやFacebookでも投稿しましたが、へそ天男子になりました笑

ここまでになったのは、お客様の努力が大きかったと思います。

なんとお散歩を3時間したとか。

普通の人は無理ですよね。

でも、凄まじいパワーとエネルギーを散歩で発散し、開放し続けたからこそ今のくろ吉くんがあるのです。

これをお客様が中途半端に戦ったりしていたら滅多噛みされていたと思います。

それくらい黒柴は不屈の闘志を持っています。

最初を知っているからこそ、このリラックスした表情が店長は嬉しくてたまらないのです。

自分がそうしてもらったように、今回のお泊りでも、社会化お泊りに来ている子犬の相手をずっとしてくれたくろ吉くん。

子犬に噛まれても余裕の表情。

後輩のこの子が、子犬の頃の自分と同じだと知っているからです。

受け止める力がくろ吉くんにはあります。

そして、今日はくろ吉くんの1歳のお誕生日です。

誕生日おめでとう。

お客様も今日まで本当にお疲れ様でした。

昨日まで必死に頑張った分、これからの10数年はゴールデンタイムとなるはずです。

くろ吉くんはお客様に出会えて幸せです。

お客様もまたくろ吉くんに出会えて幸せですね。

お客様もくろ吉くんもこれからずっと笑顔でいられますように。