店長は今日はお休みをいただいておりました。
stay homeという事で、外出せずに家で過ごしました。
出勤すると一日中、消毒しまくりなのでのんびり出来る休日はありがたいです。
ゆっくり過ごして、夜になり今はテレビから音楽のスペシャル番組からひたすらヒット曲が流れています。
なんか歌いたくなりますね。
カラオケに行きたくなります。
叫びたくなります。
でも、この時間に叫んだらただでさえ頭おかしいと思われてるのにさらに危ない人認定されてしまいます笑
この熱量をどうするか?
叫びたい気持ちをどうするか?
そうだ、ブログを書こう!という事で夜の21:30からブログを書き始めております。
今回の記事は、成犬の柴犬のカウンセリングから店長が思った事、カウンセリングの内容を書き記したいと思います。
ご夫婦でカウンセリングに来られたお客様。
旦那様も奥様もガッツリ噛まれた深いキズがあります。
その噛んだ柴犬はコロナ対策で開け放っているドアから聞こえる中目黒のホームから届く電車の音に緊張してプルプル震えておりました。
噛み付く犬といっても、様々なタイプがあります。
生まれつき攻撃性が高く、噛む事を躊躇しないオラオラ系。
攻撃性はそこそこだけれど、甘やかし、曖昧なルールによって噛み付きになってしまうが、トリミングや病院など外では外面が良い本当に悪い子ではないタイプ。
後は、飼い主が愛犬を理解出来ていなかったり、誤解していたり、真面目すぎるがゆえに知らず知らずのうちに愛犬を追い込んで負のループに突入して噛み付きになってしまったタイプ。
結論から言うと、今回のカウンセリングした柴犬は3番目のタイプでした。
この場合、その子をカウンセリングどうこうよりもお客様の意識を変えるカウンセリングとなります。
お母さんが噛まれるシチュエーションは、驚いて突発的に噛まれたケース。
それにしては、傷が深いです。
お父さんは、良かれと思って触りにいったり、触るトレーニングをしようとして噛まれているケースが多い様に感じました。
そして、これもカウンセリングあるあるなのですが、ご夫婦で犬の育て方の違いからギスギスしている事があります。
そこを解きほぐすのも私の役目です。
まずはお2人が愛犬に対してどう思っているのかを聞きました。
うん、本当に真面目で愛が深い飼い主様です。
恐らく、お母さんからするとお父さんは厳しすぎると感じ、お父さんからすると、愛犬が飼い主を噛むなんて有り得ない、きちんとしつけをしないといけない、甘すぎてはダメだ。と思っている感じでした。
どちらも正解です。
なぜなら、お2人とも愛犬の事を真剣に考えているからここまで必死なのです。
わざわざ高いお金を払って私の話しを聞きに来てくださったのです。
燃える店長。
精神の解放を。
お父さんは親指をえぐられるくらいに噛まれており、正直触るのが怖いと仰いました。
うん、触らなくていいですね笑
なぜこの子が噛むようになったのか?
それは、真面目すぎるがゆえ、きちんとしなきゃ!リーダーにならないと!という気持ちが強すぎるがゆえの緊張から来る噛み付きだからです。
この黒柴からすると、追い込まれているから噛むのです。
先程、説明した1番目と2番目のタイプであれば、きっちりとトレーニングをしたり、ルールを作って守る必要があります。
でも、この子はそういうタイプではないのです。
お父さんにもっと力を抜いてください。とお話ししますが、男性にありがちですが、そんなんでいいのか?と顔に書いてあります。
店長の話しは続きます。
よく噛むからこいつはうちらの事を嫌いなんだ。という飼い主様がいますが、逆になんですよね。
お預かりしたお客様なんかも、すぐに店長に懐いてうちらよりも好きですよねとか、もううちらの事なんか忘れてますよね。とか言われる事があります。
そういうの店長には禁句なんで。
犬をバカにするなよって思います。
飼い主を嫌いになる犬って本当にそんなにいません。
どうしても噛まれ続けたりすると、痛いし、怖いし、ムカつくし、心が傷付きますが、噛む側の犬も傷付いてる事があるのです。
もちろん、何回も書きますが1番目と2番目のタイプは店長はきっちり詰めます笑
でも、目の前にいるこの子は繊細で、でも黒柴らしくやんちゃな所はあるけれど、決して闇雲に噛むタイプではないなと感じました。
目に闇が無い。
お家での写真も見せてもらいました。
とてもいい環境です。
勿体ない。
お散歩行きますか?
緊張が強いと思うので、それを解除します。とお散歩へ。
リードはお父さんが持ちます。
歩き始めて、やはり緊張が強い。
お父さんは威厳を保ちながら堂々とゆっくり歩いていました。
リードを持たせてもらいました。
リードショックはしません。
へいへーい、おっちゃんとお散歩しようぜ♪
リズム良くサクサク歩きます。
なんと、緊張していたのか何なのかわかりませんが、リードを持つ人が変わった事に気が付いていなかった様子。
歩き始めてある程度して、なんだお前!と私に飛び付いてきました。
気が付くの遅っ笑!!と笑いながら、まとわりつく黒柴にお散歩行こうぜ♪ガンガン歩こうぜ♪と歩くと5分もかからないくらいに笑顔になり、お客様もめっちゃ笑ってる!なんで??と。
私はリードを持ったらその子の飼い主だと思ってお散歩します。
緊張していたこの子に楽しいお散歩をしてあげたかったのです。
多少、興奮するのはご愛嬌♪
お散歩から戻って、お客様にこの子との生活を楽しんでますか?と質問しました。
足拭きでお客様がどうしても怖いなら、足なんて拭かなくていいっすよ笑とマニュアルと真逆の事を言い放つ店長ww
お父さんは極論、1週間とかお散歩は行くけど触る練習とか足拭きはしなくていいです。
今は、いつ来る?って身構えてますからね。
それはお客様ご自身もわかってますよね?と聞くとそうだと。
別に直接拭けないなら、玄関に濡らしたバスマットとか敷いて、お散歩から帰ってきたらその上を歩かせればある程度汚れは落ちます。
別に足の裏に毛もそんなに生えてませんし。
これがトイプードルとかシュナウザーとかマルプーだと大変になるのですが。
お客様の顔が明るくなってきました。
お父さんは、1週間後から怖くないと思ったらまた触る練習をし始めればいいです。
触りにいかなければ、恐らくこの子が待ちきれなくて寄ってくるかもしれません。
押すだけではなく引くことも案外大切だったりします。
そして、なによりもお散歩。
お散歩をもっと楽しむこと。
初対面の知らないおっさんと歩いただけであれだけの笑顔を見せてくれる訳です。
お父さんが力を抜いて楽しく行ってくれたら、この子はそれだけで幸せなんです。
ぶっちゃけ店長はリーダーウォークとか興味無いんですよね。
大型犬とかならリードショックはしますが、2~3キロの小型犬にお世辞にも上手とは言えないリードショックしながら歩いてる人を見るとうーん…と思ってしまうのです。
もちろん、それを飼い主の方が楽しんでやっていればいいと思うのです。
でも、中には恐らくそうしろ、そうやれと言われて必死にやってる飼い主の方もいますね。
私は専門学校の時のトレーニングの時間が本当につまらなくて、担当してた犬にこんな事してるよりも、散歩した方が楽しいよな?と勝手にお散歩に行ったりしてました笑
店長はバカなので、アイコンタクトがどうとか言われても訳がわからなくなります笑
おやつあげるタイミングとかね笑
ムキーッ!!ってなっちゃう笑
それならおやつは自分があげたい時にあげたい派です。
私がトレーナーと名乗らないのはそういう事です。
そういう勉強してないですから。
でも、子犬を育てて販売してきた膨大なノウハウが私にはあります。
同じ犬種でも、同じブリーダーさんから来た子でも、育て方や接し方が違う。
そういう子達を、どういうお客様なら幸せにしてくれるか?逆にどういうお客様に飼われたら幸せになるか?をひたすら考えてお客様に子犬を渡してきました。
今は社会化お泊まり、合宿がメインになって子犬販売はしていませんが笑
少なくとも、可愛いですよ、大きくなりませんよ、大人しいですよ♪なんてお決まりのフレーズで接客した事はありません。
ヤバい、話しが脱線してるが止められません笑
テレビからあいみょんのマリーゴールドが流れております。
本当にいい曲です。
大好きです。
話しを戻しますが、カウンセリングに来るお客様は仔犬カタログやネットで見たフワフワした情報、責任感の無い接客によって子犬を飼ったものの、こんなはずでは無かった!と私の元にカウンセリングにいらっしゃるわけです。
何度も言います。
犬は同じ犬は1頭たりともいません。
だから面白いのです。
もちろん、お客様は皆様大人しくて育てやすい子犬だと思ってたら、甘噛みするわ、吠えまくるわ、イッちゃった目で走りまくる姿を見てノイローゼになるわけです。
でも、それは生きてる証拠なんですよね。
大人しくて迷惑かけない可愛いのが欲しいならAIBO飼いましょう♪
おしっこもうんちもしないし、都合悪くなったら電源落とせば大人しいです。
話しを戻しますが、目の前にいる黒柴は決して悪い子では無いのです。
支配論とか、リーダーうんぬんよりももっと楽しんだ方がいいですよ。
ペットショップでよっしゃ!お前今日からうちらの子分な!と言いながら子犬を飼う人は恐らくいません。
でも、なぜか上手くいかなくなるとやれ舐めてるだのなんだのとムキになってやり過ぎてしまったりする。
本当にやらなきゃいけない子はいます。
でも、目の前の黒柴はしなくていいです。
昔ながらの日向ぼっこが好きな素朴な柴犬です。
ずっと撫でられたり、触られるのは望んでいません。
30分ベッタリ無でるなら、30分お散歩行った方がこの子は喜びます。
SNSなんかを見ているとベッタリと飼い主様に甘える柴犬もいるでしょう。
でも、昔の柴犬なんて触れない子多かったじゃないですか。
何丁目のあの柴犬はやべえとか、あの紀州犬は飼い主以外は噛むとかそんなんばっかだったし、犬嫌いな
あ、斉藤和義の歌うたいのバラッドが流れてる!
いい曲や…
あ、そうそう、犬嫌いな人に嫌いになった理由を聞くと、昔に柴犬に噛まれてから犬が怖くなったという人が多かったりします。
そう、柴犬は噛むんですよ!!
今も昔も変わらず噛む子は噛むんです!!
豆柴だか小豆柴だか知りませんが、小さくても噛むのは噛む!!
むしろ、うちにカウンセリングに来る柴犬では、豆柴のがやべーやつ多いですからね笑!?
柴犬は愛玩犬ではないのです。
柴犬はひと昔前にまでは外飼いが当たり前でした。
柴犬は番犬として、知らない人が来たら吠えたり噛んだりして良かった時代がありました。
今みたいに警備会社は無かった時代ですからね。
それが、室内で飼われるのが当たり前になって、外で飼っている分には気が付かなかった事に直面するようになったのです。
柴犬は変わっていません。
変わったのは人です。
柴犬は柴犬です。
というようなお話しをお客様に熱く語りました。
お2人には笑顔が戻り、黒柴はおめー話しなげーよ。と帰りたそうな顔をしていました笑
本当に、カウンセリングだけで救われるお客様と犬がいます。
もちろん、全てを救えるわけではなく、いけると思って預かったものの、私のやり方では限界を感じ、このままでは危ないかもしれない。と感じたら、信頼している先輩のトレーナーに1ヶ月預かってもらったりします。
6ヶ月を過ぎていたり、成犬の子も1週間のお預かりではキツいとわかったら、先輩を紹介したりします。
子犬が毎週、毎週きます。
社会化お泊まりの成功率は8~9割です。
でも、10頭中、1頭か2頭は自分のやり方では違うなという子がいます。
なので、早く連れて来てください。といつもお願いしています。
月齢が早ければ早いほど変化は早いですからね。
本当に、犬を飼ったなら皆様に笑顔になってもらいたいのです。
飼われた子犬も笑顔であってほしい。
だって、悩むため、戦うために子犬を飼う人はいないはずですから。
なんか、よくわからなくなってきましたが書き殴ったらスッキリしてきました笑
柴犬はほとんどの子はいいやつです。
日本人に合う犬です。
洋犬には無い魅力があります。
たまにトイプードルとかと比べるお客様がいますが、だったらトイプードル飼えば良かったじゃないですか。とカウンセリングで普通に言い放つ店長です笑
柴犬はトイプードルにはなれません。
トイプードルも柴犬にはなれません。
どちらの犬種もそれぞれの良さかあります。
比べるなんてナンセンスです。
当店のお客様は戦ってボロボロになってくる優しいお客様が多いです。
戦う必要があるのであれば、いけると思ったらプロである店長がやります。
やりたいならやればいいです。
昔の頑固オヤジのように、押し切れるなら押し切ればいい。
でも、成犬の柴犬が本気になったら成人男性でも重症を負わせる事なんて余裕です。
昔ながらの飼い主なんだから、リーダーになれ!とか、なぜか獣医の先生がマズルコントロールや、押さえ込むしつけを熱弁したり。
先生達も噛まれたくないのはわかるのですが、素人である優しい飼い主にそんなやべーやり方を教えないでくださいよと本当に思います。
それで、関係性が悪化してカウンセリングに来るお客様と柴犬は結構来ますので。
人間の子供が病院に行って、小児科の先生に子育てのしつけ方法とか聞かなくないですか?
先生は病気やケガを治すのがお仕事であって、トレーニングは専門外だと私は思います。
もちろん、中にはトレーニングを勉強している先生もいるかもしれませんが。
書き始めて1時間経ったのでそろそろ終わります笑
これからも人と犬の笑顔のために精進したいと思います!!
最近、オンラインで顔を見ながら電話したり、会議をしたり、同業者の方がライブでお客様とお話ししたりしているのを見ていたので、今回の記事はライブ感を出してみました笑
インスタライブとかやったら見ながら見てくれるんでしょうかね?
あ、絢香の三日月だ。
音楽の持つ力は偉大ですね。
私も皆様に力を与えられるように頑張ります!!
子犬がみんな冒頭の写真の様に安心して眠れるように♪
という訳で、乱文失礼致しました。
ふざけた内容だ!真面目に書け!というお叱りは一切受け付けませんのでご了承くださいませ笑m(_ _)m