日本で人気のある犬種であるダックスフンド(カニンヘン・ミニチュア・スタンダード)に合うサークルの選び方とおすすめのケージ(サークル)を紹介しています。
ケージ・サークルの必要性
ケージやサークルは必要なのか?と考える方もいらっしゃいますが、飼っていく上で基本的に必要となってきます。何故必要なのかといういくつかの理由があります。ダックスは甘えん坊な子が多いので、一度ケージが嫌いになって飼い主べったりになってしまうと、ケージに入れてもずっと泣き続けるといった「ケージ嫌い」が起こりますので、初めのしつけが重要です。
安心できる場所を確保する
自分だけのスペースを確保できることで犬は安心することが出来ます。普段からハウスなどのしつけをしておくことや、中でおやつを与えたりすることで、中は安心できる場所だと理解してもらうトレーニングをしておくと、犬も安心できる楽しいスペースだと認識してくれるようになります。逆に罰として閉じ込めたりしているとケージ・サークルを嫌いになってしまいますので、注意が必要です。
ケージ・サークルに慣らしておく
お留守番をさせたり、ペットホテルに預けたりする機会が多くの場合にあると思いますが、ケージやサークルの中にいることに慣れていればストレスが少なくなります。慣れていない状態でいきなりそのような環境に置かれてしまうと、ストレスが掛かりわんちゃんにとっても好ましくありません。
イタズラを防ぐ
留守の間や目を離した隙にイタズラをしてしまい、誤飲などをしてしまう場合があります。
ケージ・サークルのサイズ(大きさ)・設置場所
幅
ケージのサイズは、トイレと寝床スペースを確保できるサイズである必要があります。トイレと寝床スペースが離れている(幅120cm以上)か、もしくは区切られているほうが、トイレのしつけもしやすくなり衛生面でも優れているためおすすめです。カニンヘンダックスなどの特に小さめでかつケージのスペースが確保できない場合には幅90cmのものでもやむを得ない場合もありますが、ダックスには幅120cm以上のものをオススメ致します。スタンダードは幅120cmでも小さいので、更に大きなサイズを検討する必要があります。
高さ
ダックスはジャンプしてしまうと腰を痛める危険性があるので、天井が開いていて中途半端な高さのものは適しません。屋根があるサークルやケージをオススメ致します。
設置場所
ダックスは、ダブルコートの犬種ですので寒さにとても弱いわけではないですが、極寒地域原産の犬種ではないので、寒さにも一定の配慮が必要です。特にスムースは寒さに弱いので注意が必要です。
隙間風が入り込む場所や、寒い場所にケージを設置することはせず、暖かい場所に設置してあげて下さい。寒さ対策については「冬対策!愛犬を寒さから守る6つの方法」をご確認下さい。
中に設置する用品
ケージを設置するのと同時に、ケージ内に設置する必要があるものがあります。最低限必要なものは下記のものです。
ベッド
ベッドは基本的に必要となってきます。ダックス特有の長い体が収まるサイズのものを選んであげましょう。
給水器
ケージ内で水を飲みためにも給水器は必要です。お皿に水を入れて置いてしまうと、脚を入れてしまったり、ひっくり返してしまったりする場合があるのでオススメできません。
トイレ
ケージ内でトイレトレーニングをするために必要です。ケージ内の端に設置しましょう。
カニヘン・ダックス、ミニチュア・ダックスにおすすめのサークル
アドメイト ヴィラフォートサークル
トイレスペースと寝床スペースが柵で分かれており、幅も130cmと十分なスペースが確保できています。高さも約70cmある上に、屋根面も付いているので、安心です。
リッチェル ペット用 お掃除簡単サークル 120-60 ブラウン・ピンク・グリーン
幅が120cmあるので十分なスペースがあり、引き出しトレイなので、お掃除の手間もかかりません。カラーも3色展開されているのでインテリアに合わせて選ぶことが出来ます。90cmもあるのですが、成犬時での利用にも適している120cmサイズのほうが良いと思います。当店での人気色はブラウン(BR)です。屋根面を合わせて購入する必要があります。
ただ、高さが60cmですので、体格によっては屋根面が必要になってきます。
リッチェル ペット用木製3WAYサークル 6面70H
場所を確保できるのなら、このサイズ(幅175cm)であればゆったりと過ごすことが出来ます。スペースも広いので、長時間のお留守番が合ったりする場合にはオススメです。屋根面のご購入をおすすめします。
スタンダード・ダックスにおすすめのサークル
リッチェル ペット用木製3WAYサークル 6面90H
このサイズ(幅175cm)と高さがあれば、スタンダードダックスにとっても必要なスペースを確保することが出来ます。天井が空いていると外に出れると考えてジャンプしてしまう危険性を考えると、屋根面も合わせてご購入いただいたほうが良いと思います。