[Q&A]缶詰は悪いものが使われているので与えないほうがよいでしょうか?

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「缶詰は悪いものが使われているので与えないほうがよいでしょうか?」とお問い合わせを頂きましたので、その回答をご紹介します。

缶詰は悪いものが使われている?

缶詰だからといって悪いものが使われているとは限りません。悪いものというのは、恐らく添加物を指しているのではと推測致しますが、缶詰の賞味期限が長いのは、缶詰に強い保存料が使われているからではなく、密閉型の容器が使用されていることが理由によるものです。

缶詰(ウェット)だから、ドライだから○○と一概にいえないので、原材料を吟味して判断する必要があります。

缶詰の利点

缶詰の利点として、「嗜好性が高いこと」「柔らかいこと」「水分を多く含む」等が挙げられます。

嗜好性が高い

好き嫌いが激しいわんちゃんにトッピングとして加えてあげることで、食欲を促進させてあげることが出来ます。その際には、ロイヤルカナンやニュートロ シュプレモなどの総合栄養食の基準をクリアしている缶詰を与えると、栄養バランスを大幅に偏らせることなく与えることが出来ます。

柔らかいこと

また、ドライに比べると柔らかいので、歯の衰えたわんちゃんにもスムーズに食べてもらえます。主食として与える場合にも、総合栄養食の基準をクリアしたものを与えることを推奨致します。

水分を多く含む

また、水分を多く含んでいるので、水をあまり飲んでくれない子の場合には、水分補給の部分的なサポートして缶詰を与えることは出来ますが、1日に必要な水分を摂取することは出来ないので、缶詰からの水分摂取はあくまでサブとしての補給方法になります。

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この記事の筆者

吉武 雄史UGpet Inc. 代表取締役社長

小学校の卒業文集に「ペットショップの店長になりたい」と夢を記し、20歳となり1年間アルバイトをして貯めた資金を元手として、明治大学在学中にUGペットを創業。現代表取締役社長を務める。愛犬はトイ・プードルのくるみとミニチュアダックスフントのビビ。ZENペットフードの開発者です。

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