店長の愛犬のフレンチブルドッグのボルドーが昨年の10月で10歳になりました。
顔や足先に白髪が増えました。
季節の変わり目に皮膚トラブルを起こがちだったボルドー。
この秋も一気に毛が抜けてところどころまだらに見えるまでに。
秋が終わり、
冬が来て寒くなっても一向に毛が生えてきません。
生えてこないどころか、抜け続ける毛。
横腹の毛、お尻周り、腰の辺りまでどんどん薄くなっていきます。
お腹の毛はお前はカエルかよ!?と突っ込みたくなるくらいにツルツルに。
数年前はきちんと毛が生えていました。
2年前も生えていました。
そして、寒さに物凄く弱くなりました。
エアコンの暖房を入れてもガタガタ震えるボルドー。
その頃、胃腸炎もあって、まさかこのまま弱っていくのか?とかなり心配しました。
外に出る時は洋服を着せるようになりました。
でも、フレンチブルドッグの中でも大きめなボルドーに合う洋服はなかなか見つからず、
このふわふわダウンもよく見るとー、
胸が思いっきり開いとるやないかーい笑!!
胸元はだけとるやないかーい笑!!
素肌にダウン羽織ってやったぜー、ワイルドだろおおおおおお!!
親父、さみーんだよ!!
もっと暖かいベッドにしてくれ!!
暖かいと噂のしまむらのベッドを買いました。
乗ってよし、
どら焼きのような形状なので、
潜り込んでよし、
挟まれてもよし!!
どうだボルドー!?
親父、サイコーだぜ!!
これでこの冬は乗り切れるな。と思ったら、潜り込んでベッドの中で暖まりすぎた結果、たった一晩で足裏が夏場の炎症のように真っ赤っかのカイカイに!!
フレブルめんどくせええええっ笑!!
その後は、アウターの下にインナーを着込んで寒さをしのいだり、
あ、びろろんに枯れ葉付いてる。
サイズをきちんと計り、今度こそ大丈夫だろうと思って買ったフレブル用のダウンもなぜかはだけてしまったりで、
とにかく洋服が手放せなくなってしまいました。
しかし、洋服を着せ替えるたびに抜け続ける毛、胃腸炎は治っているはずなのにどこか元気がないように見える。
これはまさか・・・
甲状腺機能低下症を疑いました。
症状として、
・寒がるようになる
・脱毛
・元気が無くなる
・皮膚が黒く色素沈着する
・皮膚がたるむ(ボルドーの場合、元々、顔などはたるんでるのでいまいちわからず)
動物病院に行き、甲状腺の検査をお願いしました。
結果は絶対に薬を与えなければいけない数値ではないということでしたが、先生と相談し、チロタブという薬を与えてみることにしました。
薬を与えて、10日も経たないうちに全身から毛が生えてきました。
数年前からなんとなーく毛が薄くなってきたなー。と思っていましたが、それがこの短期間で解決。
チロタブというものすごい小さなかけらの薬がこんなに効くのかとびっくりしましたね。
薬を投与する前との違いとしては、
寒がらなくなくなりました。
洋服を着せていてもブルブル震えていたのが嘘のように、先日の雪の日でも普通にお散歩に行くまでに。
お散歩で立ち止まるということが12月くらいにあり、このまま年を取っていくのかな・・・と寂しく思いましたが、またモリモリ歩くようになりました。
たるんだような皮膚だったのが、筋肉に張りが出て、飛び乗れなくなってしまった車にまた、飛び乗れるようになりました。
しかし、いいことばかりではなく、毛が生えてくるようになってから生え変わりなのか、部屋中に抜け毛が落ちるようになり、フケがすさまじく出て、皮脂が分泌されてカサカサだった皮膚、被毛はツヤツヤになったものの、短毛犬特有の脂っぽい臭いが復活しました笑
それでも、昨日トリマーにシャンプーをお願いしたら、全身にびっしりと毛が生えていることにビックリしていましたね。
シャンプーが終わったら、お客様のわんこと同じように写真を撮ってくれました。
これ、あれですね、こういう写真って嬉しいものですね笑
うちの子可愛い♡と親バカ炸裂しました。
薬をあげ始めてから約1カ月。
これからずっとこの薬のお世話になると思います。
ただ、量を間違えると逆の甲状腺機能亢進症になることもあるらしいので、また近いうちに検査をして様子を見る予定です。
シニア犬で、ボルドーと同じような症状があったら病院に行ってみてください。
ボルドーはフレンチブルドッグでわかりにくいですが、トイプードルやダックスなど鼻が長い犬種は鼻先の毛が抜けることもあるようです。
薬代は意外と安く、病院によって違うかもしれませんがボルドーは、1カ月で三千円台です。
洋服も可愛いけれど、裸体のボルドーがやっぱり好きです。
元気になってくれて、寒がらなくなったのが本当に嬉しかったです。
少しでも元気に長生きしてもらいたいです♪