先日、sippo最終回の後編が終わり、5年に渡る連載が終了となりました。
記事を書いてくださっていた中津海さんとの出会いは、いち顧客として中津海さんの愛犬のカウンセリングからでした。
最初は店長自身も慣れなかったり、目の前にいる子をひたすら自分だけで直そう!と思いすぎてる部分もありましたが、今はだいぶカウンセリングの形というか、流れが構築されてきて、バラつきも減り、自分のやり方よりも他のプロに頼んだ方が良いなと思えば紹介するなど変化してきたと思います。
しかし、5年前に店長の前にいらした中津海さんは亡くなったぷりぷりちゃんを忘れられず、新しく来たもぐちゃんをどうしても受け入れるのが難しかったのです。
店長も数年前にフレンチブルドッグのボルドーとの別れがあり、ロイスを迎えましたが、気持ちはわかりますが、前の子は前の子。
その時のもぐちゃんの何とも言えない目を見て、店長は胸が痛くなるというか、悲しみと怒りで、お母さんもキツいかもしれないけれど、まだ何も知らない子犬の方がキツいはず。
店長はもぐちゃんの味方になる。犬は言葉を話せないから。おっちゃんが母ちゃんに言ってあげる!と、目の前のもぐちゃんをちゃんと見てください。とカウンセリングしたのでありました。
隣にいたお父さんはなぜかニコニコしていて、もぐママは親や旦那にも言われた事無いのに…と衝撃を受けたのだとか。
つまりは店長と中津海さんの出会いは最悪だったのです?
人間は言葉でコミュニケーションが取れて、こうやってカウンセリングをしたり、家族に相談できますが、犬は言葉話せないので。
店長は誤解されてくる子犬の味方でありたいのです。
カウンセリングに来る子犬は他の子よりも元気だとかそういう理由で変な子とかバカとか、頭がおかしいとか言われてうちに来たとしても店長はそういうのは最初は認めません。
だって、ほとんどの子がバカじゃないんですもん。
元気なだけだったり、生まれつき気が強かったりするリーダー気質の子が多いです。
やればやっただけほとんどの犬は応えてくれて、大体1歳くらいには落ち着いたりするのです。
もぐちゃん、癖は強いでしょうし、他のトイプードルよりは何を考えるのかわかりにくいし、気難しそう。
何かの縁があって、もぐちゃんはこのお家に来たはず。
否定したってしょうがない。
やるしかねーべさ。
前の子を大切に育てたママなんだもの。
やれるんだよ!
目の前のもぐちゃんは毎日、成長して変化してる。
現実から目を逸らさずに、時間がかかってもいいので向き合いましょう!!という気持ちでした。
その後にsippoの取材が始まるわけですが、この日の話しが出ると、毎回、中津海さんは思い出して泣き、店長も何回聞いたんだよと自分でもわかっているのにもらい泣きするという、他から見たら、一体全体なんの打ち合わせなんだよ。という感じでしたね笑
店長は初めて子犬を飼い始めたお客様にはそこまで厳しくは言いません。
だって、最初から子犬を飼うのが上手な人ばかりじゃないから。
これまで何度もブログにも書いていますが、店長は上京するまでは犬を飼うといってもど田舎の外飼いで、トレーニングとか以前の問題の飼い方をしていました。
写真は雑種のゴン太。
今の自分ならもっと大切に飼ってあげられたのになぁと後悔しています。
ゴン太にしてやれなかった悔しさと後悔が店長の原点です。
プロになってから飼い始めたコーギーのジャックの時は何をした訳でもないのに、自分に本当に飼えるのだろうか?と、とにかく不安で、最初は育児ノイローゼみたいになりました。
よくお客様から、店長は子供の頃から動物に囲まれて育ったから、一般の飼い主のうちらの気持ちなんかわからないんだ!と言われる事があったりしますが、その度に、バカ言ってんじゃねー、動物は子供の頃から好きだったけど、世話も飼うのもセンス無くて下手くそだったし、部活が忙しいだの遊びがどうだので、上手くいった試しはなく、むしろコンプレックスまみれでした。
自分の責任において、飼いきったのはコーギーのジャックが初めて。
コーギーのジャックは最初からとてもお利口さんでしたが、なぜか街を楽しそうに歩く飼い主と犬を見て、なんで自分はこんな気持ちなんだろうとまた凹み。
楽しむよりも、飼い切れるかどうかとにかく不安でした。
目の前を楽しそうに歩く他の飼い主がとにかく羨ましかった。
でも、その時にすべての人が最初から子犬を飼うのが上手で楽しい訳じゃなくて、訳がわからなかったり、苦しむ飼い主もいるのではないか?
ペットショップ販売員の自分はそういうお客様の助けに乗れるプロになろう。と思いましたね。
だから、店長は自分をトレーナーとは名乗りません。
頼れるペットショップの店長を目指しております。
そんなこんなが回り回って、今のカウンセリングに繋がっていくとはその時は知る由もありませんでしたが。
コーギーのジャックの時は教えた分いくらでも覚えるので、脚側歩行とかびっちりやってましたね。
外で数十m離れて待てをさせたりとか楽勝でした。
でも、2~3年経って、これって自分がやりたかった犬の飼い方なのかな?という漠然とした気持ちがありました。
そこを破壊してくれたのは2頭目のフレンチブルドッグのボルドーでした。
コーギーと比べたらまー、トレーニングは入らない。
走る子豚、いや、イノシシ。
当時のお客様からはクレームの嵐、何でジャックいるのにこんなおバカな子を飼っちゃったの?とか言われる始末。
でも、コーギーのジャックとは違うピュアさや、優しさがフレンチブルドッグのボルドーにはあって、イノシシモードは2歳くらいで落ち着いて、そこからは逆転して大仏モードのボルドーのが面白い!と人気が逆転したり。
最初は訓練至上主義だった店長を変えてくれたボルドーとの出会いが無ければ、今の店長は無かったでしょう。
そして、今の愛犬のロイス。
頭はめちゃくちゃいいです。
でも、コーギーのジャックみたいなのができるか?と言われたらできないし、させるつもりもありません。
コーギーのジャックはひたすら尽くしたい、仕事がしたい、指示をください。という勤勉で真面目なタイプ。
ボルドーは…ボルドーは何も考えてない笑
ロイスは良くも悪くも自分主体ですね。
飼い主は大好きだけど、尽くすなんて意識は無いです。
オレはオレ。
親父は親父。
面白いです笑
そして、これはブリーダーさんの血統のお陰だと思いますが、ジャックラッセルテリアがこんなに飼いやすいとは思わなかったです。
運動も大変でしょう?みたいに言われますが、全然室内でも大人しく過ごせます。
店長の理想は室内では大人しく、外に出たらはつらつと楽しめる犬になる様に育てています。
例えば、休みの日に雨で、今日は雨だからお散歩は無しね。となっても全く平気でずっと寝ています。
もちろん、雨の日が数日続いたりすれば退屈そうにはなってくるので、そうしたら長めの散歩をするとか、自由運動をさせるとかするくらいでしょうか。
ロイスのお里のジャックラッセルテリアであれば、愛玩犬みたいに溺愛しすぎず、基礎トレーニングをしっかりすれば、飼いにくい犬種ではありません。
犬の言いなりになる人、神経質すぎる人にはあまり合わないのかな?とは思いますが。
コロナの時期は旅行やお出かけができないからと、犬を飼おう!という流れが多く、とにかく忙しかったですが、昨年あたりからその流れは落ち着いてきて、そこからオフ会などをやり始めて、本当に楽しいです。
UGのお客様は最初は(今も悩んだりしているお客様もいますが、受け入れつつやっていけている)悩んで、泣いて、不安で、飼った事を後悔したお客様ばかり。
痛みを知っているお客様とのオフ会はいつも嬉しい気持ちになります。
店長は最初から現在のお客様とその愛犬を見て知っているので。
あ、近々ですが、3/7のオフ会でキャンセルが出たのでもし行きたい、行けそうなお客様がいらしたら是非♪
sippoの連載は終わってしまいましたが、アーカイブも残るみたいですし、中津海さんとの仲は続きます。
そして、コロナ禍は書けなかった店長ブログを今年はどんどん書いて行きたいと思います!
今日は雪が降る寒い日ですが、
春はもうすぐです!
これからもお客様とその愛犬のために精進して参ります。