先日、お散歩でのロングリードの使い方、お散歩の仕方についてブログを書いて欲しいというコメントをいただいたので、書きたいと思います。
どちらも店長はロイスに使っていますが、結論から言えば簡単にお勧めは出来ません。
ロングリードはその名の通り、お散歩などで使うリードがそのまま長くなったような感じです。
伸縮リードは、取っ手がついたプラスチックなどで出来た本体に細いリードでテープ状のリードが巻き込む形で出し入れ出来るようになっていて、手元にロックがあることがほんとで、ワンタッチでロックをかければリードの長さは固定されます。
良いところとしては、通常のリードよりも長さがあるのでその長さの範囲内においては、フリーに近い動きが出来ます。
よって、運動量が多い子や、広場や公園、河川敷などでフリーには出来ないけれど、動ける範囲を増やしたいという時にいいかなと。
しかし、手放しで勧められない理由もあります。
それは、リードが長くなることにより、通常のリードよりも圧倒的に事故やケガやトラブルが多くなるからです。
例えば、ロックが遅くなって相手の犬に近付きすぎたり、飛びついてしまったり。
犬が先に行っていて曲がり角で犬嫌いの人や、犬とバッタリ会ってしまったり。
そしてそれを急に止めようとして、ロックボタンではなく、とっさにリードを掴もうとしたときに、犬が走っていたりすると、伸縮リードの紐が細いと摩擦であっさりと火傷します。
それは犬も同じで、犬の足に絡みついてシュッっと擦れたりすれば犬も火傷することがあります。
後は、犬が先に歩いていて、交差点に進入し、そこに自転車などが通って、夕方や夜で紐が見えずに自転車がリードに絡まって転倒してしまったなどの事故も聞いたことがあります。
愛犬だけでなく、他人に危害をくわえてしまうこともあるわけです。
想像するだけで恐ろしいですね・・・
後は、ロックした状態で伸縮リードを思わず手放してしまい、犬が驚いて動いたら、ロックしてますから、本体も逃げた分だけついてきます。
逃げても逃げても、カランコロンとプラスチックの本体が追いかけてきて普段は待てと言えば止まる子がパニックを起こして道路に飛び出してしまって、事故にあってしまったり。
楽しいはずのお散歩が最悪の事態にもなりかねないわけです。
なので、冒頭で書いたように手放しでは勧められないかなと。
周りに迷惑がかからないように、事故が起きない様にリードの長さ、使う場所を気を付ける、きちんと持つとか、ハンドストラップをつけて、万が一手を放してしまっても手から離れない様にすると安心かもしれません。
伸縮リードは色んなメーカーから出ていますが、命を預けるもので突然の故障などは危険なので、実績のあるメーカーのものを選んだ方がいいと思います。
私はずっとフレキシを使っています。
街中では気を付けるか短い状態でロックしておいて、公園などで周りに人や犬がいないか十分に確認したうえでリードを伸ばすようにしましょう。
犬友などと一緒にお散歩した場合、じゃれ合ってリードが絡んだ時、伸縮リードはほどきにくいのでそこも注意が必要です。
伸縮リードは5mや長いものだと8mなどのものがあります。
細い紐タイプのコードは軽く、伸縮リードの本体も小さいですが、噛みつかれたり、擦れる力が強いと切れる可能性があります。
リードを噛むクセがある子や、公園などで木に擦れてプツンと切れないように注意しましょう。
幅広いテープタイプは擦れには強いですが、その分重く、同じ長さの伸縮リードでも大きくなります。
ロングリードになると、さらに長いものだと15mなどもあります。
伸縮リードやロングリードを、広場などについた時までは普通のリードで行って、付け替える時に犬が興奮して逃げてしまったということも聞いたことがあります。
その場合は必ず伸縮リードやロングリードをつけてから、今までのリードを外すようにしてください。
ロイスは全速力で走る時にリードが張った時に首がガクーンとならないように体で受けれるようにハーネスを付けることが多いです。
ぐいぐい引っ張ったり、走り回らず、楽しく散策をするくらいであれば首輪にする時もあります。
ロイスはロングリードは、太く頑丈で擦れに強く、絡みにくいタイプのものと、
パラコードで作られた、細くて、軽く、かさばりにくいものを使っています。
パラコードも細くても丈夫ですが、絡まったり、走っている時にとっさに掴んだりすると火傷やケガをする可能性はあるので注意しましょう。
あと、個人的にフレキシを使う理由として、カメラで写真を撮る時に普通のリードだと距離が近すぎて上手く撮れないので待てをかけて、少し離れて写真を撮る際にフレキシを使うことが多いです。
もちろん、周りに迷惑がかからないように気を付けて撮影するようにしています。
この写真もそうですね。
この写真もそうです。
いやしかし可愛いなロイス♡
怖いこともたくさん書きましたが、事故がない様に楽しくお出かけしたいですね。
愛犬の笑顔のために♪