ロイス、2年ぶりに父と会う。

今日から店長は1週間の夏休みをいただいた訳なのですが、Instagramで、ゆっくり休んで欲しいけど、1週間店長の投稿無いの寂しいです。というコメントをたくさんいただいて本当に店長は嬉しかったです。

という訳で、昨日もコメントでネタがあったら投稿しますねと返信していましたが、実は昨日、ロイスは実の父親と2年ぶりに再会しました。

それをブログに書きたいと思います!

もうね、なんか感動するというか、胸がいっぱいでした。

2年前、フレンチブルドッグのボルドーをガンで亡くし、1ヶ月犬がいない生活をしましたが、それでもやっぱり犬が飼いたい、犬と暮らしたい。と思っていた所に舞い込んできたジャックラッセルテリアの子犬を家族として迎えるという話し。

しかも、尊敬しているクランバーアップケネル、モンアムールのジャックラッセルテリア。

ど緊張でお邪魔させていただいたあの日。

その時にたくさんの子犬がいて、後に迎えるロイスと、女の子で迷いました。

コーギーのジャック、フレンチブルドッグのボルドーとオスしか飼った事が無かったので、女の子を飼ってみたいという気持ちもあり。

しかし、やはり群れのリーダーとして育てたい、私の相棒、パートナーとするなら、より強く、大きな男の子にしよう!となりました。

決め手となったのは、

お父さんであるウリッセを見てです。

モンアムールのジャックラッセルテリアって、とにかく可愛い!というイメージだったのですが、ウリッセは雰囲気がなんか違うな。と思いました。

可愛い。よりも、めっちゃ強そう!カッコいい!と弱った私の心に火をつけてくれたのです。

イタリアから来た子というのも、イギリスやドイツのヨーロッパに憧れと興味がある私には心惹かれるものがあったのかもしれません。

振り向くと、ウリッセそっくりな体の大きな子と目が合いました。

かなり大きくなりそうなその子。

でも、私は強くて頑丈な犬が好きなのです。

ウリッセ父ちゃんみたいな強くてカッコいいジャックラッセルテリアに育てるぜ。

ジャックとボルドーに負けないくらいに。

おやじー、よろしくな!といたずらっ子のような目で私を見たロイス。

ボルドーがいなくなって、落ち込んで下を向いている場合では無くなりました笑

最初は群れの仲間や先輩に助けられて育ち、1歳をすぎた頃は実質的に群れのリーダーとして今は頑張っています。

お母さんのラナちゃんは卒業し、ファミリー会で会えるかな?と思っていましたが、ウリッセはイタリアにいつかは帰ると聞いていたので、もう会えなくなっちゃうのか。と寂しい気持ちがありました。

しかし、コロナによって帰ることが難しくなり、ウリッセはイタリアに帰らないことになったと聞きました。

そして、素晴らしい縁があり、ウリッセも卒業する事になったのです。

ウリッセにもファミリー会で会えるかな?と期待していた所、仲良くさせていただいているロイスと同じお里のLanaママから連絡があり、ウリッセと今度会う事になったから、今度UGに一緒に遊びに行くね!と。

オーマイガーッ!!

なんだってー!!

おい、ロイス!!

2年ぶりに父ちゃんと会えるぞ!!

今はアプリなどで、兄弟とかに会うことが出来るとかはお客様からもよく聞きますが、お父さんやお母さんとブリーダーさんの所以外で会えるってほとんど無いと思うのです。

夏休み前のご褒美だなと思いました。

父と息子再会。

ウリッセ父ちゃん、息子の勢いに戸惑う笑

何かを感じるロイス。

おい、父ちゃんに乗るなww

と、父ちゃん!?

何かを感じたのかロイス?

いや、そうでもないか笑

笑顔がそっくり!!

可愛すぎる!!

あー、もう感無量です。

ウリッセも最初は大興奮でしたが、直ぐに落ち着いてママの腕の中で眠たそう。

なんていい子なんでしょう。

当たり前ですが、ウリッセがいなければ、ロイスは産まれていなくて、ウリッセ父ちゃんを見なければ、私はロイスを選んでいなかったかもしれないのです。

ウリッセ、本当にありがとう。

君のお陰でロイスがいる。

ウリッセはイタリアに帰っちゃうのかな、どうなるのかな。と心配していたのを知っていて、繋いでくれたLanaママ本当にありがとうございますm(_ _)m

そして、わざわざ中目黒まで来てくださったウリッセママもありがとうございますm(_ _)m

ウリッセとこれからもまた会える。

そう思うと泣けるくらいに嬉しいです。

昨日、ロイスと初めて会った日の写真や、お迎えに行った時の写真、群れのメンバー入りした当初の写真や動画を見て、懐かしいやら、可愛いやら、大変な部分もあったし、最初は吠えまくりで独りじゃいられなかったロイスは留守番も出来るようになって、お店では仕事なので、群れを気にして吠えたり、ご飯の時間になると興奮したりしますが、家の中ではここ1年以上吠えない子に育ちました。

外の物音に唸ったりはしますが、いわゆるわんわん!と吠え声は家の中では1歳をすぎてから聞いた記憶がありません。

最初のあの頃を思うと本当に信じられないですが、私は血を信じていました。

それだけ凄いブリーダーさんから来たし、ロイスは頭が良くて気が強いのをわかって迎えた訳で、なおかつ私はプロで。

もし、ロイスが思うように育たなかったとしたら、それはロイスの問題ではなく、私の問題だろうなと思いました。

ジャックラッセルテリアで、世界一に何度も輝いているブリーダーさんです。

これって本当に凄い事なんです。

そこの子を、プロである私が変な風に育てたとしたら、私がそれまでだったということですよね。

結果、ロイスは私の思う以上に成長してくれました。

ジャックラッセルテリアってこんな凄い犬なんだ。と驚きました。

夏休みにリフレッシュしよう!と思っていましたが、その前に初心に戻れた気がします。

そして、なんと今日はウリッセの5歳の誕生日との事。

ウリッセ、お誕生日おめでとう!!

昨日はLanaに遅くなってしまった誕生日プレゼントを、ウリッセ父ちゃんにもウマウマ食べてね。とプレゼントを用意してましたが、結果的に誕生日プレゼントになって良かったような?

いやー、やっぱり犬っていいなぁ。

最高ですね。

ロイスに出会えて本当に良かったです。