犬もしゃっくりを起こします。通常は自然に収まることが多いのですが、長く続くケースも有りますのでその原因と止める方法についてご紹介します。
しゃっくりの原因
犬のしゃっくりも人間と同様に横隔膜の痙攣が原因で起こります。痙攣については明確な原因がない場合にも起こりますが、以下のような場合に起こることが多いようです。
- 消化不良(老犬や胃腸が弱い子に多い)により発生したガスや、勢い良く食べることで取り込まれてしまった空気を排出させるため
- ストレスや疲労が溜まっている
しゃっくりを止める方法
しゃっくりを止める方法としては下記のようなものが有ります。
- 食べ物を与えたり、水を飲ませる
- 運動をする
- みぞおちを軽く押さえたりさすってあげる
しゃっくりは、何も対処しなくても数分で収まるケースが多いのですが、長く続き止まらない場合には、体力を消耗し、稀に嘔吐を誘発することもあります。長時間止まらないケースや、頻繁に起こったり、嘔吐を併発している場合には、一時的な問題ではないものですので動物病院へご相談下さい。
しゃっくりが起こらないようにする方法
食後に起こるしゃっくりは、フードを変更すると収まることがあります。飲み込みが原因で起こっている場合には、粒のサイズを変えてみたり、ふやかしてみることをオススメ致します。
消化不良の場合には、原材料が異なるフードを試してみるとよいでしょう。消化率の高い動物性蛋白質が十分に含まれるものがオススメです。
また、子犬の時期は起こることが特に多いようですが、成犬になるに連れて次第に収まっていく傾向にあるようです。
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