ペット関係の主な民間資格一覧

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ペット関連の資格は様々ありますが、民間でどのような資格があるのか主な資格をまとめてみました。2014年6月現在のものとなりますので、ご注意下さい。

家庭動物販売士

認定団体 一般社団法人 全国ペット協会
受験にかかる費用 受講料:20,000円
受験料:10,000円
登録料 10,000円(期限2年)
更新料 10,000円(2年間)
合格率 8割~9割

一般社団法人全国ペット協会が認定する「家庭動物販売士」は、生体を販売する上で必要な知識を身に付けることが出来る資格です。「家庭動物販売士」が動物取扱業の登録要件になっている場合があり、国からの一定の信頼性があると認められている資格といえそうです。試験自体も動物取扱業に関することや、生体の繁殖、病気の知識、施設の衛生管理など、生体を販売するために有用な試験内容となっています。家庭動物販売士は、1階級(階級なし)の資格となっています。

家庭動物販売士は、更新がありその間隔も2年と短くなっています。レベルを保つためにも更新が必要ではあるのでしょうが、2万円という金額は他の資格と比較しても高額ではあります。

合格率は8~9割となっているので、勉強をきっちりしさえすればそこまで難易度の高い資格ではないようです。

愛玩動物飼養管理士

認定団体 公益社団法人 日本愛玩動物協会
受験にかかる費用 【一級】
受講料25,000円
受験料5,000円
登録料20,000円【二級】
受講料23,000円
受験料5,000円
認定料 5,000円
更新料 なし
合格率 一級 79.7%
二級 81.0%
準二級 74.9%

公益社団法人日本愛玩動物協会が認定する「愛玩動物飼養管理士」は、生体を販売する上での知識や、動物愛護の歴史、法律や栄養学など幅広いペットの知識を身に付けることが出来る資格です。「愛玩動物飼養管理士」も「家庭動物販売士」と同様に動物取扱業の登録要件になっている場合があり、国からの一定の信頼性があると認められている資格だと言えます。試験内容は犬や猫、鳥、小動物まで幅広く設定されており、生体販売やペットショップ店員(フードの説明等)に役立つ中身となっています。一級、二級、準二級の3階級があります。一級は二級を取得した人のみが受験資格を持つため、一級を取得するには時間がかかります。

「愛玩動物飼養管理士」は平成8年度以前は更新料が必要でしたが、現在は更新料が必要ない資格となりました。

合格率は80%前後となっており、「家庭動物販売士」より難しい資格といえるでしょう。

認定動物看護師

認定団体 動物看護師統一認定機構に参加している団体
一般社団法人 日本動物看護職協会
公益社団法人 日本動物病院福祉協会
NPO法人 日本動物衛生看護師協会
一般社団法人 日本小動物獣医師会
日本動物看護学会
全日本獣医師共同組合
全国動物保健看護系大学協会
一般社団法人 全国動物教育協会
公益社団法人 日本獣医学会
公益社団法人 日本獣医師会等
受験にかかる費用 願書請求料1,080円
受験料10,800円
認定料 10,560円
更新料 なし
合格率 84.3%(2012年度実施)

以前は多くの団体が独自で動物看護師資格を発行していましたが、現在は動物看護師統一認定機構に統一されて実施がされています。試験内容は動物看護学から出題され、動物の特徴や医療知識、飼い主のサポート方法まで多岐にわたります。

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この記事の筆者

吉武 雄史UGpet Inc. 代表取締役社長

小学校の卒業文集に「ペットショップの店長になりたい」と夢を記し、20歳となり1年間アルバイトをして貯めた資金を元手として、明治大学在学中にUGペットを創業。現代表取締役社長を務める。愛犬はトイ・プードルのくるみとミニチュアダックスフントのビビ。ZENペットフードの開発者です。

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