9月中旬よりリニューアルされたグリニーズ。ネーミングも「グリニーズ」から「グリニーズ プラス」に変更されました。主な変更点などを徹底解説いたします!
1.サイズの追加(超小型犬が2つに分割)
超小型犬用で一くくりにされていましたが、超小型犬が多い日本にあわせて、1.3kgから4kgまでの超小型犬用がラインナップに追加されました。以前の超小型犬の比べて、一回り小さくなり、1本あたりのカロリー比で換算すると30%弱程小さくなっているかと思われます。
2.原材料の変更
リニューアルに伴い原材料が変更されています。成犬用の変更前と変更後の原材料を比較してみます。
ゼラチン(豚由来)、小麦たん白、エンドウたん白、ジャガイモたん白、乳たん白、レバーエキス、乾燥リンゴ、乾燥トマト、植物油、脱脂粉乳、粗挽き亜麻仁、乾燥サツマイモ、クランベリー繊維、緑茶抽出物、グリセリン、レシチン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、β-カロテン)、ミネラル類(カルシウム、カリウム、クロライド、セレン、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、リン、亜鉛、鉄、銅)、タウリン、着色料(銅葉緑素)
※赤は変更後なくなった主原材料
以下が変更後の原材料です。
小麦粉、小麦タンパク、ゼラチン(豚由来)、米粉、オーツ麦繊維、エンドウタンパク、ポテトタンパク、タンパク加水分解物、乾燥リンゴ、乾燥トマト、粗挽き亜麻仁、緑茶抽出物、グリセリン、レシチン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、リン、亜鉛、鉄、銅)、着色料(銅葉緑素)
※青は変更後追加された主原材料
変更前は第一原料に豚由来のゼラチンが来ていましたが、変更後は小麦粉が第一原料に来ています。全体的にたんぱく質の使用を抑えたレシピになったようで、カロリーも5%程度軽減されています。わずかですがグリニーズをあげすぎて太る原因になっていた飼主様にはよい変化かもしれません。
一方で、ゼラチン(豚由来)の割合が減少しレバーエキスもなくなったため、嗜好性の変化が気になるところです。小麦粉が第一原料になり、米粉、オーツ麦繊維などが追加され、全体的に穀物主体のレシピになりました。
新たにタンパク加水分解物も追加されました。マースグループの製品には大体入っている原材料です。加水分解すると食物アレルギー反応が出にくくなりますが一方で加水分解方法の問題など、賛否両論ある原材料ですが、原材料の順位からして割合は少ないと推察されます。
カロリーケア(旧:ライト)とエイジングケア(旧:シニア)は、米粉と小麦粉の表示順序が変わったり、タンパク加水分解物が追加された程度でほとんど原材料に変更がありません。
3.成分の変更
原材料が変更されたので、当然ながら成分表も変わっています。原材料と同じく成犬用を比較してみます。
タンパク質52.0%以上、脂質5.0%以上、粗繊維2.0%以下、灰分5.0%以下、水分15.0%以下
以下が変更後の成分表です。
タンパク質32.0%以上、脂質5.0%以上、粗繊維5.0%以下、灰分5.0%以下、水分15.0%以下
構成成分のほとんどがたんぱく質であるゼラチンの含有割合を減らしたため、たんぱく質率が大幅に低下しています。一日に1本上げても栄養バランスが崩れるとは思いませんが、一般的なドッグフードに近いたんぱく質率に変更されています。その他、繊維質が多少増量されている(おそらくオーツ麦繊維を増やしたことによる影響でしょう)程度です。
4.パッケージの変更
「食物アレルギーに配慮」という文字が追加され、「正規品」が目立つようになりました。
5.ネーミングの変更
「グリニーズ」が「グリニーズ プラス」になり、「ライト」が「カロリーケア」、「シニア」が「エイジングケア」になりました。
リニューアルされたグリニーズもUGペット.comでもちろん取り扱っておりますので、ぜひご購入をご検討下さい!