愛犬に長生きしてもらうために何ができるか。 食事編

先日の私の愛犬のジャックのブログ記事ですが、予想以上の反響があり、とても嬉しかったです。

お店で看板犬をしていたときに、お客様に「この子は何歳?」と聞かれることがよくありました。

ジャックは数ヶ月前までお店にいることがあったので、「今年で12歳です。」というと、そんな風に見えない、とよく言われました。

コーギーにしては体が小さいので、子犬と間違える方もいらっしゃるくらいに毛艶もよく、表情も明るく見えたのだと思います。

なぜジャックは若く見られたのか?

様々な要因がありますが、1番はやはり体に合っているフードを食べているということだと思います。

ジャックは生後4ヶ月まであまり良いとは言えない環境にいました。

私が飼うとなったときには、下痢をしていて痩せており、栄養失調と皮膚病を患っていました。

そのときには栄養学を勉強していたので、そのお店からもらった某有名フードを与えるのをすぐに辞め、アレルギー反応が出にくい防腐剤や着色料を使っていないフードに切り替えました。

すぐに下痢は止まり、皮膚病も動物病院の先生が驚くくらいに早く完治しました。

ジャックはアレルギー持ちだったのですが、合わないフードを与えられていたので、ずっと下痢をしていたのです。

ジャックは今でも市販のドッグフードのほとんどは与えると下痢をします。

お客様から「ジャックがいつもキレイなのは元々体が強いからでしょ。」と何度も言われましたが、全くの逆です。

でも、裏を返せば、添加物が入っていないフードやおやつ、原材料がしっかりしたものであれば、ジャックは下痢をしないのです。

私に飼われてからジャックはほとんど添加物を体に入れていないからこそ、若さを保てていると思っています。

先日、愛犬の下痢が止まらないという相談がお客様からありました。

ずっと病院通いをしているということで、お母さんから詳しく話しを聞かせてもらいましたが、決して間違ってはいませんが、ちょっとずれているかなと思うところがあったので、アドバイスさせて頂きました。

巷には様々なフードが販売されていますが、完璧なフードというものはありません。

それぞれのメーカーはその会社の考えがあってフードを作っています。

あるメーカーのフードはお肉がたっぷりに入って、たんぱく質、脂肪の値が高いです。

またあるメーカーのフードは、お肉は少なめで、その代わりに様々な穀物を入れていたりします。

お客様の愛犬のトイプードルに合っていそうなフードとサプリメントを試してもらい、次の日には「下痢が止まったよ!!なんで!?」と驚きと喜びのお電話を頂きました(*^^*)

お客様がうちの子が病気なんだ・・・と思い込んでいただけで、実際には合わないご飯を食べていたのと、量や与え方がその子に合わなかっただけなのです。

ジャックもお客様の愛犬も同じです。

そのようなケースはかなり多いのではないかと思っています。

フードジプシーという言葉があるくらいにフード選びに困っている飼主様は多いです。

今まで、同業者のトリマーさんや、オーナーさんにフード勉強会を開いていましたが、お客様からフード勉強会を開いて欲しい、という声を頂戴しているので、近いうちにお客様向けに勉強会をしたいと思います。

質問にお答えし、聞きたいことがあったのに聞けなかった・・ということがないように、多くても~10人くらいの少人数で行いたいと思っています。

365日、毎日、愛犬が口にしているフードの影響は皆様が思っているよりも大きいです。

皆様が与えているフードは本当に安全ですか?

美味しいから、有名だからというだけで選んでいませんか?

ペットは人間が与えたものしか口に出来ません。

フード選びでお悩みがありましたら、遠慮なく来店時に店長の高橋にお申し付け下さい。