ナチュラルハーベスト徹底解説! ベーシックフォーミュラ編

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ナチュラルハーベスト ベーシックフォーミュラ
UGペット.comで今月よりナチュラルハーベストの取り扱いを開始いたしました。こだわりのあるメーカー様(バンガードインターナショナルフーズ社)が製造しているペットフードです。第一回目はベーシックフォーミュラ(ナーサリー、メンテナンス)について徹底解説したいと思います。

ベーシックフォーミュラ

ナチュラルハーベストのベーシックフォーミュラは2種類展開されています。ひとつは「ナーサリー」でもう一つは「メンテナンス」になります。ナーサリーは幼犬とエネルギー要求量の多い小型犬成犬用として、メンテナンスは成犬・シニア犬用となっております。メンテナンスは、小粒と大粒がありまして、粒の大きさが違うのみで原材料自体は同じです。日本の犬に合わせて低脂肪、低カロリーなので、運動量が少なめの室内犬に適しています。

原材料

ラム肉

ベーシックフォーミュラは、ラム生肉を主原料に使用しています。ラム肉は高タンパク低カロリーで運動が不足しがちな室内犬にぴったりの動物性たんぱく質です。また、乾燥ラム肉ではなく、処理工程が少ないラム生肉を使用しているので、嗜好性を高めています。

第一原料にラム生肉、第二原料にラムミールを使用しており、犬にとって重要な動物性たんぱく質が十分に含まれていると推察できます。白米やえんどう豆タンパク質も消化率の高い植物性たんぱく質ですので、高品質な原材料が使われていることが分かります。

脂肪酸

鶏脂肪月見草油にはオメガ6系脂肪酸が、亜麻仁にはオメガ3系脂肪酸が含まれており、皮膚の健康に配慮されています。

プロバイオティクス

ナチュラルハーベストの特徴の一つであるプロバイオティクスの配合についても、ドライフードの場合には加熱に弱いプロバイオティクスの多くは失われてしまうため、冷ました後にプロバイオティクスを配合し、お腹の健康に配慮しています。

グルコサミン・コンドロイチン

関節の維持や再生に必要なグルコサミン、コンドロイチンを配合し、関節の健康に配慮しています。

成分

海外のプレミアムフードなどは、海外の住環境(広い庭でたくさん運動ができる)をベースに設計されているため、どうしてもカロリーが多めになりがちです。その点、ナチュラルハーベストは日本の環境に合わせているため、日本の住環境に配慮(運動量が少ない)して、低カロリーに調整されています。太りがちなワンちゃんなどにはとても合っているフードであると思います。もちろんAAFCOの基準に準じています。

添加物

エトキシキン、BHA、BHTなどの酸化防止剤、着色料、人工香料などは全く使用していません。天然の保存料としてトコフェロール(ビタミンE)を使用しています。天然の保存料を使用しておりますので、開封から1ヶ月以内に使いきっていただき、湿気が多い場所や直射日光が当たる場所での保管をしないように注意が必要になります。

パッケージ

パッケージは、ナチュラルハーベスト特製の空気を通さない4層構造のものを使用しています。ナチュラルハーベストでは、作ってすぐに真空パックにして製品化をします。その大きな特徴の一つである真空パックにより、出来立てのフードを与えることが出来ます。真空パックは長期の保存でも栄養素がほぼ劣化しないことが試験の結果証明されています。

まとめ

ベーシックフォーミュラは、名前の通りナチュラルハーベストの中でベーシックなタイプになります。室内で運動量が少なめで太りがちだと感じていたり、お腹の調子が良くなかったり、という子には特にぴったりなドッグフードです。逆にメンテナンスはタンパク質が抑えられており、運動量が大変多い子にとっては物足りないかと思いますので、それぞれに合ったフードをお選び頂ければと思います。ぜひご検討下さい!

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この記事の筆者

吉武 雄史UGpet Inc. 代表取締役社長

小学校の卒業文集に「ペットショップの店長になりたい」と夢を記し、20歳となり1年間アルバイトをして貯めた資金を元手として、明治大学在学中にUGペットを創業。現代表取締役社長を務める。愛犬はトイ・プードルのくるみとミニチュアダックスフントのビビ。ZENペットフードの開発者です。

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