ZIWIPEAK新製品(NZフリーレンジチキン)発売のお知らせ(2018年8月)

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ZIWIPEAK(ジウィピーク)より2018年8月に新たにニュージーランド・フリーレンジチキンのラインナップが追加されました。製品特徴などをご紹介致します。

ZIWIPEAKペットフードの特徴

ZIWIPEAKペットフードは、ニュージーランドの原料を使用しており、ニュージーランド産食肉は世界的に品質が高いことで知られています。ZIWIPEAKでは、それら動物性タンパク源を主原料にした、高タンパク高脂質のドッグフードを製造しています。

ドライタイプのペットフードは、エア・ドライで作られており、低温で調理されるため、原料に含まれる成分の損失が抑えられています。

ニュージーランド・フリーレンジチキン

放し飼いで育った鶏肉を使用したドッグフードです。通常の鶏肉はスペースが制限された鶏舎でホルモン剤や抗生物質を投与されて短期間で育てられた鶏の肉(品種はほとんどがブロイラー)が使用されますが、ZIWIPEAKで使われている鶏肉は、ニュージーランドでの「フリーレンジチキン」の認証を受けたものを使用しています。

ニュージーランド産のフリーレンジチキンは各国と比較して高基準で育てられていると言われています。フリーレンジチキン養鶏場は、SPCA(動物虐待防止協会)の審査を受け認証されています。

下記「フリーレンジチキン」の認証条件の一部になります。

  1. 日中は野外の露天の場所に常に行き来でき、その地面は、鳥が食べる植物が自然に育っている。
  2. 鶏は、一日中、自由に鶏舎を出入りできる。
  3. 鶏舎のアクセスホールから、鶏は自由に野外に出ることができ、鶏1000羽当たり、最低2mの出入り口がある。
  4. 屋外の飼育場所には、日よけと小屋を設置する。
  5. 屋内の鶏舎には、適切に換気を行い、結露、すきま風、ほこり、アンモニアが生じないようにする。
  6. 屋内の鶏舎は、ケージを使用しない
  7. 鶏が病気にならないようにバイオセキュリティを重視し、全ての場所にバイオセキュリティプランを設定、ネズミや野鳥の駆除、人の動き、機械の稼働状況、小屋の衛生面、清掃等プランに基づいた管理をする。

上記は「フリーレンジチキン」の認証条件の一部に過ぎず、「5つの自由」原則に基づき、広範囲にわたる基準事項が設けられています。

  1. 空腹、喉の渇きがない:健康で元気でいられるように、鶏が常に自由に新鮮な水と食事を摂取できる。
  2. 不快感がない:小屋、快適な休憩場所など、適した環境を維持する。
  3. 苦痛、怪我、病気がない:予防、迅速な診察と処置を行う。
  4. 自然な行動ができる:十分なスペース、適した施設、同種の鶏の仲間を用意する。
  5. 恐怖やストレスがない:精神的な苦痛が生じない環境や対応を保証する。

日本だと、鳥インフルエンザ対策もありますので、ニュージーランドの放し飼いレベルの対応は難しいかもしれません。日本で似たような方法として、平飼いが挙げられます。

ニュージーランド・フリーレンジチキン ラインナップ

犬用

ZiwiPeak エアドライ・ドッグフード ニュージーランド・フリーレンジチキン454g1kg2.5kg4kg

ZiwiPeak エアドライ・ドッグフード ニュージーランド・フリーレンジチキン 400gパッケージ画像

原材料
チキン生肉、チキンレバー生肉、チキンハート生肉、ニュージーランド緑イ貝、チキンボーン、レシチン、イヌリン(チコリ由来)、乾燥海草、海塩、ミネラル類(リン酸二カリウム、硫酸マグネシウム、亜鉛アミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、亜セレン酸ナトリウム)、酸化防止剤(クエン酸、天然ミックストコフェロール/ビタミンE)、ビタミン類(塩化コリン、チアミン硝酸塩、塩酸ビリドキシン、葉酸、D3)、DLメチオニン、タウリン


成分表
粗タンパク質 38.0%以上、粗脂肪 30.0%以上、粗繊維 2.0%以下、水分 14.0%以下、灰分 12.0%以下、コンドロイチン硫酸 1300mg/kg以上
※ 2018年8月現在

原材料はほぼ肉と言ってよいかと思います。チキンボーン(鶏の骨)は、カルシウムとリンを供給します。タンパク質や脂肪も鶏肉の成分構成に合わせて高タンパク高脂質となっています。タンパク質も灰分もかなり高いため、与える量が少ないと言っても、腎臓が衰え始めた子へ与える際には注意を要します。缶(ウェット)には添加されていないパセリが加えられています。

嗜好性についても、ほぼ干し肉といってよいので高いですが、形状が特殊であるため躊躇するわんちゃんはいるかもしれません。

ZiwiPeak ドッグ缶 ニュージーランド・フリーレンジチキン 390g

原材料
チキン生肉、チキン肉汁、チキンレバー生肉、チキンハート生肉、ニュージーランド緑イ貝、チキンボーン、乾燥海草、海塩、ミネラル類(リン酸二カリウム、硫酸マグネシウム、亜鉛アミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体、セレン酵母、マンガンアミノ酸複合体)、ビタミン類(E、チアミン硝酸塩、B5、D3、葉酸)


成分表
粗タンパク質 9.0%以上、粗脂肪 5.5%以上、粗繊維 1.0%以下、水分 78.0%以下、灰分 3.0%以下、コンドロイチン硫酸 300mg/kg以上
※ 2018年8月現在

こちらはウェットタイプです。ドライとほぼ同一の原材料ですが、ドライにはパセリ、レシチン、イヌリンが追加されています。ドライの成分比率と比べると脂質は抑えられています。灰分もドライと同様に高めです。

猫用

ZiwiPeak エアドライ・キャットフード ニュージーランド・フリーレンジチキン454g1kg2.5kg4kg

原材料
チキン生肉、チキンレバー生肉、チキンハート生肉、ニュージーランド緑イ貝、チキンボーン、レシチン、インリン(チコリ由来)、乾燥海草、海塩、ミネラル類(リン酸二カリウム、硫酸マグネシウム、亜鉛アミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、亜セレン酸ナトリウム)、酸化防止剤(クエン酸、天然ミックストコフェロール/ビタミンE)、ビタミン類(塩化コリン、チアミン硝酸塩、塩酸ビリドキシン、葉酸、D3)、DLメチオニン、タウリン


成分表
粗タンパク質 38.0%以上、粗脂肪 30.0%以上、粗繊維 2.0%以下、水分 14.0%以下、灰分 12.0%以下、コンドロイチン硫酸 1300mg/kg以上
※ 2018年8月現在

ドッグフードと同じ成分表記で、原材料はパセリが含まれていないのと、ミネラル類、ビタミン類、アミノ酸類が異なっているだけで、上位表示原料は同一です。極めて似通ったフードだと思われます。

ZiwiPeak キャット缶 ニュージーランド・フリーレンジチキン(85g185g

原材料
チキン生肉、チキン肉汁、チキンレバー生肉、チキンハート生肉、ニュージーランド緑イ貝、チキンボーン、DL-メチオニン、乾燥海草、海塩、タウリン、ミネラル類(硫酸マグネシウム、亜鉛アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体)、ビタミン類(塩化コリン、E、チアミン硝酸塩、ナイアシン、塩酸ビリドキシン、リポフラビン、D3、葉酸、メナジオンニコチン酸アミド重亜硫酸塩)


成分表
粗タンパク質 9.0%以上、粗脂肪 5.5%以上、粗繊維 1.0%以下、水分 78.0%以下、灰分 3.0%以下、コンドロイチン硫酸 300mg/kg以上
※ 2018年8月現在

こちらは、ウェットタイプです。ドッグと同様に、キャットフードのウェットも脂質は抑えられています。

こんな子におすすめ

使用原料の品質の高さについては、最高水準のレベルだと思います。価格は品質を反映した設定ではあります。チキンに食物アレルギーを持つワンちゃんも多い点は気になりますが、食物アレルギーを持たないのであれば鶏肉は消化吸収の良い良質なタンパク源になります。

タンパク質量が多いので、犬の場合には量の加減を誤ると消化不良を起こす可能性があるので特に注意する必要がありますが、少食なワンちゃんであれば選択肢に入ってくるかと思います。食欲旺盛な子だと、満腹感を得られない可能性はあります。

グラスフェッド・ビーフやラムもフリーレンジ・チキンと同価格なので、合わせてご検討頂くのも良いと思います。

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この記事の筆者

吉武 雄史UGpet Inc. 代表取締役社長

小学校の卒業文集に「ペットショップの店長になりたい」と夢を記し、20歳となり1年間アルバイトをして貯めた資金を元手として、明治大学在学中にUGペットを創業。現代表取締役社長を務める。愛犬はトイ・プードルのくるみとミニチュアダックスフントのビビ。ZENペットフードの開発者です。

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