子犬のしつけQ&A 夜鳴きはどうしたらいいの?

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子犬のしつけについてのQ&Aをご紹介します。
まず記念すべき第一回目は子犬の夜鳴きについてです。

飼い主様にとって子犬を飼って一番はじめにぶち当たる壁になることが多く、悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。しかし、安心してください!街でみかけるお利口なわんちゃんたちも子犬のころは、夜鳴きをして、その子のオーナ様も同じように悩んでいたのです。子犬の時期は吸収力が高く、正しく躾けると何でも覚えてくれるので、きちんとした躾をして無駄吠えをしない子に育てましょう。そして一度しかない愛犬の可愛い子犬時代を楽しく・充実した毎日にしましょう。

子犬はどうしてクンクン鳴くの?

・新しい環境に慣れず不安だから
・構ってほしいから
・遊び足りないから  
・お腹がすいているから

など様々な理由で鳴いていることが考えられます。

正しい対処の仕方は?

まず予防策として1~3のことを実践し、それでも夜鳴きや要求鳴きがあった場合は、4を実践してみて下さい。

1.子犬が落ち着ける空間づくりをしましょう

ケージの中に慣れずに戸惑って鳴いているケースも多くみられます。ケージの中の空間を子犬にとって安らげる・快適な空間にしてあげることで、ケージに入ることを好きになってもらいましょう。直射日光があたっていないか、エアコンなどの風が直接あたっていないか、清潔な状態か、ケージのサイズは適切なのか、トイレの位置はどこが良いか、ベッドはどのような形が良いか等、愛犬に合わせて快適なスペースづくりに努めましょう。

2.思いっきり遊んであげてケージに入れる

子犬は1日に約18~20時間の睡眠をとると言われいるからケージに入れると寝てくれるはずなのに、寝ないでずっと鳴いているというケースも多くみられます。この場合は、子犬の遊ぶ時間と休む時間の区別を徹底してあげる必要があります。子犬が起きている時間に思いっきり遊んであげましょう。子犬は遊んで疲れるとバタリと寝てしまいます。そのタイミングでケージに入れてあげるとスムーズに寝てくれる可能性があります。

3.お気に入りのおもちゃや飼い主様のにおいがするものをケージに入れておく

子犬はケージにひとりぼっちで寂しいから鳴いているケースが多いです。そこでお気に入りのおもちゃや飼い主様のにおいがついたものを一緒にケージに入れてあげるとケージの中でも落ちるいていられるかもしれません。

4.無視をする

よく犬が鳴いたときや吠えた時の良い対処法として言われているのが『無視』をすることです。
無視をするのは、する方もされる方もつらいことですが、子犬が鳴いたときや鳴き止まない時は無視をするのが、最も効果的であると言われています。子犬は特に覚えが良いので、鳴いた時に誰かに構ってもらえると、「鳴く=構ってもらえる」と学習し、要求鳴きや要求吠えの癖がついてしまいます。つらいですが、子犬が鳴いているときは『無視』をして静かになってしばらくしてから様子を見てあげるといったことを続けることが良い方法といえるでしょう。

ダメな対処の仕方は?

叱る

子犬のしつけにおいて、様々な意見がありますが、叱ることはタブーだとも言われています。
あまりに叱りがひどいと、子犬は恐怖心でクンクンと鳴かなくなるかもしれませんが、人間とのコミュニケーションを避け、社会性に問題が生まれてしまう可能性があります。また叱りが浅いと子犬は、構ってくれていると勘違いをして何度叱ってもクンクンと鳴き続ける可能性もあります。

構う

子犬がクンクン鳴いているから、そばに行ってあげる・抱っこしてあげる・ケージから出してあげる等子犬に構ってあげてしまうと要求鳴きが更に激しくなる可能性があります。鳴いたら構ってもらえると学習し成長しても鳴き癖がなおらない場合もあるので、鳴いている時は構わないようにして、鳴きやんでしばらくたってから又は静かにしているときに構ってあげると良いでしょう。

まとめ

子犬を飼い始めて数か月間は、躾と子犬の体調管理で大変だと思います。
しかし、1年、2年と経つ頃には、子犬の頃が懐かしい・・・と手がかからなくなったことをさみしく感じる時が必ずやってきます。今の時間を大切に、子犬の成長を楽しみながら温かく見守ってあげてください♪

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この記事の筆者

下田

幼いころから犬が大好きで、ずっとペット関係の仕事に携わることを夢見ながら大学に進学。大学2年の冬にUGペットに出会い、経営理念に共感し、インターンシップに参加。愛犬は、チワワの「らん」とトイプードルの「はち」です。

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